竹本 裕之(たけもと ひろゆき)
TAKEMOTO Hiroyuki, PhD
平成22(2010)年3月 京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。京都大学生態学研究センター博士研究員などを経て,現在,静岡大学静岡共同利用機器センター 技術専門職員。共同利用施設における教育研究支援、動物(昆虫)の学習行動に関わる教育・研究を行っています。
専門分野 Area of Expertise
化学生態学 Chemical Ecology,動物‐植物相互作用 Animal-Plant Interaction,
動物行動学 Ethology,教育心理学 Educational Psychology
生き物の気持ちをわかること
生き物はごく自然に世界や他者と関わりあって生きています。動物の親は子を守り,小さな昆虫は広大な野原で食べ物を見つけ出します。そのような生き物の行動は,どのように世界を認識することで可能になっているのでしょうか。彼らも我々と同じように他者と関わり自己を認識しているのでしょうか。そして私がそのように他者である生き物の捉えた世界について考えるとはどういうことで,私や人間の社会に何をもたらすのでしょうか。そのような問いへの答えを研究や実践を通して探していきたいと思っています。