- マイクロチューブ(1.5mLもしくは2mL)を試料の数だけ準備し,ラベリングする。
- 反応溶液250μLをマイクロチューブに分注する。
- ソモギ銅試薬250μLを添加し、ビー玉をふたにして15分間110℃のヒートブロックに置く。
- ビー玉でふたをするのは蒸発した液が冷えて中に戻るようにするため。
- 湯浴中にチューブを立てるのでもよい。ネジ口試験管や15ml遠沈管であれば試験管立てごと湯浴に立てることもできる。
- 試薬を入れるときに手袋をする。
- ネルソン試薬250μLを添加したのち,脱イオン水500μLを加える。
- 試薬を入れるときに手袋をする(ネルソン試薬はヒ素と硫酸を含む)。
- シリンジフィルター(0.22μm)でろ過する。
- 沈殿により吸光度データが不安定になるのを防ぐ目的。
- マイクロチューブから2.5mlシリンジで反応溶液をとり,フィルターをつけ,セミミクロセルに排出する。
- シリンジは数本を水で洗いながら使用すればよい。
- 沈殿の除去は遠心でもよいが、操作が難しい。
- 分光光度計で吸光度520nm,660nmを測定する。
- 波長520nmは緑色である。
- 波長660nmは深紅色である。直観的ではないが感度が良い。