担当授業

心理学入門(1年次)
心理学の基本的な考え方を学ぶと共に,日々の生活の中で経験することやニュースなどで触れる世の中の出来事を心理学的に捉える視点を身に付けます。

▶心理検査・測定法(2年次)
心理検査を通した対象理解の方法について学びます。主に,知能検査の結果から支援計画を立てる力を身に付けることを目指します。また,学外の支援機関に出向き,ケースカンファレンスにオブザーバーとして参加させて頂くことを通して,アセスメントが実際にどのように行われ,活かされているのかを学びます。

▶発達臨床心理学(3年次)
子どもの発達過程を踏まえ,その過程で直面する様々な困難とその影響について臨床心理学的な視点から考えます。特に,児童虐待など児童期の逆境体験がその後の子どもたちの育ちや暮らしにどのような影響を与えるのか,どのような支援が求められるのかや,性的マイノリティを始め,学校現場で弱い立場にある子どもたち(marginalized children)を支援するにはどのようなことが必要かについて考えます。

▶(大学院)臨床心理学特論・演習
心理療法や心理検査に加え,児童期,青年期の精神的な問題について学びます。また,演習では,臨床心理学に関連する研究論文を読んだり,それをもとに調査研究を行ったりもします。加えて,地域の関係機関を訪ね,見学実習を行ったりもします。