COOL STRUTTIN’ 細胞内脂質輸送

日本脂質生化学会との共催シンポジウム「COOL STRUTTIN’ 細胞内脂質輸送」は新型肺炎COVID-19の感染拡大に伴い,参集開催の中止が決定しました。ただし,以下の発表を紙上開催として成立したとみなします。

<講演>

島田 貴士(千葉大学)
植物ステロールの合成制御因子HIGH STEROL ESTER1の解析

鈴木 淳(京都大学)
スクリーニングによって明らかになった細胞膜リン脂質スクランブルの活性化機構

西村 多喜(The Francis Crick Institute)
脂質交換反応によるホスファチジルイノシトールリン脂質代謝制御機構

佐伯 恭範(Nanyang Technological University)
GRAMD1による細胞内コレステロール輸送の制御機構

堀端 康博(独協医科大学)
リン脂質輸送タンパク質StarD7がミトコンドリアにおいて果たす役割

中津 史(新潟大学)
イノシトールリン脂質・PI4Pが駆動する脂質対向輸送システム

下嶋 美恵(東京工業大学)
植物におけるホスファチジン酸ホスホヒドロラーゼの生理学的役割

祢宜 淳太郎(九州大学)
植物の気孔細胞が持つ特徴的な脂質代謝バランス

植田 和光(京都大学)
ABC蛋白質と生物の進化

 

<ポスター発表>

金原 和江(Academia Sinica, IPMB)
Membrane lipid polyunsaturation is involved in endoplasmic reticulum (ER) stress tolerance in Arabidopsis thaliana

中村 友輝(アカデニアシミカ植物及微生物学研究所)
植物の維管束系発達におけるphosphocholineの役割

植松 真章(東京大学大学院 医学系研究科)
ラマン顕微鏡を用いた細胞内脂質粘性の新規測定法の開発

木場 章範(高知大学農林海洋学部)
植物免疫におけるリン脂質代謝の役割

島田 紘明(近畿大学)
四塩化炭素誘発性肝障害におけるPGE2動態調節機構