情報学部周辺の植物(冬1)

情報学部周辺の植物を見て回りましょう。とはいいつつ、植物に詳しいわけではないので、品種名を間違えていた場合は後日訂正します。

1 ロサ センパヴィエンス(?)(正門附近)
高柳健次郎像のそばにあります。植物品種名同定アプリでは「ロサ センパヴィエンス」と出ました。単純に言えば、「白バラ」です。バラ属の中では珍しい常緑性つるバラとされます。

2 ソテツ(蘇鉄)(正門附近)
正門のロータリーのところにあります。堂々とした大きさです。南国の印象があります。日本三大ソテツとして、能満寺(静岡県榛原郡吉田町)、龍華寺(静岡市清水区)、妙国寺(大阪)の巨大な植栽が有名らしい。

3 サツキ
初夏になるとキャンパスを彩ってくれます。冬でも葉が残り、花の時期以外も役割があるのが実用的です。

4 五葉松
正門から入って右手にあります。静岡大学電子工学研究所創立三十周年記念植樹の木です。

5 椿
キャンパスのそこかしこにありますが、グラウンドそばの椿が美しい。2号館の西側の出口の正面にもあります。
椿は古代から庭園・寺社・茶の湯・文学・工芸に深く関わってきました。日本文化と結びついた象徴的植物(文化植物)と言えます。他の花木が休眠する季節に開花するので、景色が寂しい冬の主役という存在です。多くの花は春に咲きますが、椿は真冬から早春に咲くので、日本文化の中で、「寒さに耐えて咲く」「静寂の中で咲く」「控えめだが力強い」というイメージを生み、「忍耐・気品・生命力」の象徴とされました。

6 クスノキ
噴水そばにあります。立派な樹勢です。奥に情報学部2号館が見えます。非常に丈夫で長生きし、日陰をつくり、香りと防虫性まで持つ万能大木と評されます。独特の爽やかな香りがあり、防虫・防腐効果もあって、昔は防虫剤・薬用・香料に利用されました。木材や周囲が虫害を受けにくいという、実用的な化学特性を持つ珍しい樹木です。

7 ウバメガシ
常緑広葉樹で、図書館そばにあります。「紀州備長炭」の原料として有名だそうです。一年中葉があるので、冬も景観が寂しくならない植物です。葉が密なので、視線遮断性が高く、図書館に向いているかもしれません。

8 ラカンマキ
噴水から南門に行く途中にあります。ウバメガシが「機能重視の防災樹」だとすると、ラカンマキは「景観と実用を両立した万能樹」と言えるかもしれません。植えておけば環境に左右されにくく、寺院・武家屋敷などで多用される植物らしいです。

9 ギンモクセイ
グラウンドそばにあります。香りが良く、丈夫で、管理が楽で、景観を乱さない優等生の常緑花木と評されます。「花+目隠し+常緑」を同時に満たす貴重な樹種と言えます。

10 クロガネモチ
西門附近にあります。冬に赤い実で景観を作れるタフな常緑樹です。葉が落ちないのでコントラストが美しい木です。晩秋から冬にかけて多数の鮮紅色の実をつけ、野鳥にも人気です。名前の「モチ」=「持ち(長持ち)」に通じる縁起木でもあります。

11 メタセコイア
情報学部から西に行くとあります。そばの建物を超えています。世界各地の公園や並木などに植えられています。メタセコイア属は化石植物とされましたが、よく似た植物が中国で生き残っていることが発見されたため、生きている化石とも呼ばれています。

12 イタリアカサマツ(?)
北門そばにあります。樹勢が面白い。強くて乾燥に耐え、遠目で一瞬で分かる個性的な景観樹と言えます。大きな樹冠で広い木陰を作り、夏の遮熱効果が高い木です。種子は食用(松の実・ピニョン)になり、イタリア料理・中華料理・菓子に利用されるそうです。

浜松キャンパスにはほかにもたくさんの植物があります。それは後日、記事にします。