狩野川放水路の出口にあたる江浦湾で調査を行いました。江浦湾は駿河湾の一部です。海底にたまっている泥(堆積物)を調査しました。
狩野川放水路は、大雨のときに狩野川が氾濫することを防ぐために開門します。そのとき、狩野川から土砂や植物片も水と一緒に江浦湾に流入し、江浦湾の海底にたまります。狩野川放水路が開門することで、江浦湾の海底の生態系にどの様な影響があるかを明らかにすることがこの観測の目的です。(佐藤・塚越、代理投稿 宗林)
Research Institute for Marine Environment of Shizuoka, Shizuoka University
サクラエビの調査でしたが、サクラエビは採集できず、割と多く採集できたエビはシラエビでした。思い返せば、先月の調査でもサクラエビよりシラエビの方が多く採集されていました。

湿重量を計測するために、紙タオルで水気を取っている様子です。慌てて撮影したこともあり、映え皆無どころか紙タオルと被写体の色が似てしまって見にくいですね。(宗林)
5月15日に同時に出航した船では、駿河湾で海洋プランクトンの採集を行いました。潮目を探しているときに撮った写真です。(齋藤・中村)

投稿が遅くなりましたが、駿河湾海洋生態系研究プロジェクト(SUruga bay Research for Understanding Marine Ecosystems、略してSURUME)の調査を行いました。この調査は、東海大学さんと2014年から行っている共同研究で、毎月2回、駿河湾内のそれぞれ別の観測点で、プランクトンなどの低次生態系を調べています。
おや、私達と同時に出航する船が・・・。農学部の齋藤研(ホヤを研究)の学生さんが乗船しています。お気を付けて。(出航後の様子は、別の投稿でご覧になれます。)

桟橋の周辺には、かつて材木を貯留するのに使われていた杭の頭が見えています。

頭の下の形はどうなっているのかというと、帰港時の様子がこちら。

たけのこと覇権を争っているお菓子の様な全体像かと思いきや、予想を超える美脚です。おみあしはもっと長いので、干潮時の報告をお楽しみに。(宗林)
駿河湾でサクラエビの調査を行いました。東海大学さんとの共同研究です。カニのメガロパ幼生が採れました。
本当はもっと長い動画なのですが、1Mbyte以下しか載せられず、残念。しかし、もっと残念だった出来事は、サクラエビが全く採れなかったことなのでした。観測での最初の投稿なのに、申し訳ない結末。(宗林)