第2回 2016/3/21 平塚市博物館

  • 日程 : 2016年3月21日10:00~18:00
  • 会場 : 平塚市博物館 3階プラネタリウム室
  • 主催者 : 藤井大地(平塚市博物館)
  • 世話人団体 : 「小型衛星の科学教育利用を考える会」実行委員会
    [委員:松村雅文*(香川大学)、能見公博*(静岡大学)、渡辺謙仁(北海道大学)、有本淳一(京都市立洛陽工業高等学校)、内山秀樹(静岡大学) *協同代表]
  • 概要
    “Cube-sat”と呼ばれるような(超)小型衛星は、色々な可能性を秘めており、大学や高専等でも開発が可能であるため、近年、多くの注目を浴びている。本研究会では、小型衛星の一つの可能性として、教育への応用を考えている。衛星開発は大人のみならず、子ども達にも大きな関心を引き起こす。しかしながら、小学校・中学校等における理科教育の内容(地球、宇宙など)は、衛星と関係ありそうで、具体的な関連付けは必ずしも容易ではなく、これまで関連付けての実践等はなされてこなかった。だが、Cube-satの誕生によって、むしろ衛星を用いることで教育的に意義深い科学的な探究活動を児童生徒が行うことが可能になった。近年は、公共天文台やアマチュア天文家によって、光学的な衛星の観測などの協力体制が構築されつつあり、社会教育上の効果への期待も広がっている。

本研究会では、以上の状況を考え、”小型衛星”と”教育”をキーワードとし、興味あるメンバーが情報や意見の交換等を行って、小型衛星の教育利用の可能性を考察し、今後の協力体制、活動、展開等を追求していく。第一回研究会は2015年8月21・22日に北海道大学で開催し、有益な情報交換ができ、成功裏に閉会した。そして研究会の議論をもとに、科学教育等に利用できるCube-satを開発することにした。このCube-satは、従来のように開発・運用過程を通した大学(院)生の技術教育や工学教育に資するものに留まらず、搭載する観測機器を用いた天文・地学教育や、芸術教育と融合したSTEAM教育(Science, Technology, Engineering, Art, Mathが融合した教育)の核となるものである。このCube-satを用いて、大学(院)生のみならず、児童生徒や一般市民にも開かれたオープンな教育を展開していきたい。

第二回研究会では、第一回研究会に参加できなかった方との情報交換、そして研究会で開発するCube-satを用いた教育について集中的に議論することを計画している。小型衛星の科学教育利用に関心を持つ皆様、そして研究会のCube-satに関心を持つ皆様の積極的な参加を期待する。

  • プログラム・講演資料

10:00 実行委員会代表挨拶・趣旨説明(能見)

10:05 第一部(座長:能見)
10:05 発表 1 深井 貫(JAMSAT) 小型衛星の無線通信
10:30 発表 2 岩田敏彰(産業技術総合研究所) Arduinoを使った小型衛星教育
10:55 発表 3 今井一雅(高知高専) 高専スペース連携による超小型衛星開発について(2)
11:20 発表 4 三島和久(倉敷科学センター)青少年を対象とした教育衛星「スターシャインプロジェクト」に参加した経験から

11:45 昼食

13:00 第二部(座長:内山)
13:00 発表 5 平山 寛(九州大学)九州大学における小型衛星QSAT-EOS(つくし)の運用体制
13:25 発表 6 野澤 恵(茨城大学理学部) Cubu-satで太陽観測
13:50 発表 7 保田敦司(筑波大学) 筑波大学衛星と教育の結びつき

14:15 休憩

14:25 第三部(座長:渡辺)
14:25 発表 8 横田一弘(埼玉県立新座総合技術高等学校) 専門高校における超小型人工衛星開発の現状と展望
14:50 発表 9 大谷和敬(リーマンサットプロジェクト) 親子で作る小さな宇宙船
15:15 発表10 久保田晃弘(多摩美術大学/ARTSATプロジェクト) 芸術衛星の可能性

15:40 休憩

15:50 第四部 研究会で開発する教育衛星についての議論(座長:松村)

松村雅文 (香川大学) 話題提供資料
中串孝志 (和歌山大学) 話題提供資料

17:55 主催者挨拶(藤井)
18:30 懇親会(会場:盈満楼 エイマンロウ 平塚市浅間町5-28)

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