第10回 2021/2/27~28 オンライン開催

日時

  • 2021年2月27日(土)13時 ~ 28日(日)16時半

招待講演

  • 徳光政弘 氏(米子工業高等専門学校)
    • 高専連携衛星2号機「KOSEN-2」の開発と継続した宇宙人材育成について
  • 木村尚仁 氏(北海道科学大学 工学部)
    • STEAM教育による地域のための科学講座の実践
  • 森田裕介 氏(早稲田大学 人間科学学術院)
    • STEAM教育の実践に向けた科学授業のリデザイン
  • 中邑賢龍 氏(東京大学 先端科学技術研究センター)
    • イノベーションを起こす教育とは?

セッション

  • STEAM教育とキューブサットの地学観測利用(27日(土))
  • ワンボードコンピュータと小型衛星
  • 一般
  • ポスターセッション兼情報交換会(28日(日)昼)

主催

  • 「小型衛星の科学教育利用を考える会」実行委員会
    • 松村雅文**(香川大学)、能見公博**(静岡大学)、渡辺謙仁*(北海道大学)、有本淳一(京都市立京都工学院高等学校)、内山秀樹(静岡大学)、藤井大地(平塚市博物館)、中串孝志(甲陽学院中学校・高等学校)、野澤恵(茨城大学)、平山寛(秋田大学)、深井貫(マイクロウエーブ・ファクトリ)、今井一雅(高知工業高等専門学校) [**協同代表、*幹事]

概要

「第10回 小型衛星の科学教育利用を考える会」を、2021年2月27日(土)~28日(日)にオンラインで開催します。本会は、“小型衛星”と“教育”をキーワードとして定期的に会合を行っており、小型衛星の教育利用の可能性を中心に、小型衛星に関する今後の協力体制、活動、展開等を議論しています。招待講演は、上記の4件が行われる予定です。他の方々からの講演も広く募集し、参加者相互での衛星の教育利用に関する情報交換や議論、人的交流を進めていきたいと考えています。

記念すべき第10回となる今回は、「STEAM教育とキューブサットの地学観測利用」と「ワンボードコンピュータと小型衛星」の2つのテーマセッションと、今回初めての
試みとなるポスターセッションを行います。

「STEAM教育とキューブサットの地学観測利用」セッションでは、海洋観測データ収集衛星「KOSEN-2」の開発代表者の徳光政弘先生、物性工学をバックグラウンドとして子ども向けの科学講座を実践されている木村尚仁先生、教育工学の分野でAR天文教材も開発されてきた森田裕介先生、学校で浮きこぼれがちな子どもたちを集めて才能を伸ばすプロジェクトを実践されている中邑賢龍先生にご講演いただきます。STEM/STEAM教育や天文・地学に関する一般講演も広く募集し、キューブサットをSTEAM教育や地学教育にいかに利用していくかを議論したいと思います。

「ワンボードコンピュータと小型衛星」セッションでは、先月の4ドルコンピュータ“Raspberry Pi Pico”の登場で再び注目を集めているワンボードコンピュータを小型衛星や科学教育に利用していく方法を議論します。

ポスターセッションでは、前回情報交換会に用いたSpatialChatを用い、対面開催における、ポスターの前で議論しながらも他のポスターの前の議論も聞こえてくるという状況を再現したいと思います。情報交換会を兼ねていますので、是非お手元に飲み物や食べ物をご用意いただき、ご議論とご歓談をお楽しみください。別途申込や参加費は不要です。

“小型衛星”と“教育”に関心を持つ、幅広いバックグラウンドからの皆さまの積極的なご参加を期待しております。

本会合の開催は、科学研究費 基盤研究(B)「超小型衛星デモ機を利用した初等・中等教育での探究的な学びのパッケージの開発と実践」(代表:内山秀樹)により一部支援を受けています。

プログラム

  • 2月27日(土)
    • 12:30  開場
    • 13:00  代表挨拶(能見)
    • 18:00  写真撮影(Zoom画面のスクリーンショット)
    • 18:05  1日目終了
    • 18:10  オンライン懇親会(別途申込・参加費不要)
  • 2月28日(日)
    • 11:30  開場
    • 15:00  全体討論(座長:今井)
      • 話題提供  今井一雅(高知工業高等専門学校)ラズパイPico衛星実現に向けた検討について
  • 16:20  代表挨拶(松村)
  • 16:25  写真撮影(Zoom画面のスクリーンショット)
  • 16:30  終了

1日目記念撮影

2日目記念撮影