第9回 2020/9/26~27 オンライン開催

日時

  • 2020年9月26日(土)13時 ~ 27日(日)17時

場所

  • オンライン(Zoom)

招待講演

  • 小池星多 氏(東京都市大学メディア情報学部)
    • 東京都市大学におけるコロナ禍時代の宇宙科学教育
  • 趙孟佑 氏(九州工業大学大学院工学研究院)
    • 九工大の宇宙システム工学科と衛星プロジェクトの紹介
  • 前田昌志 氏(三重大学教育学部附属小学校)
    • 火星探査機の製作を題材にした小学校第3学年におけるプログラミング教育
  • 常名剛司 氏(静岡大学教育学部附属浜松小学校)
    • LEGOマインドストームEV3で宇宙ゴミの処理ロボットを作ろう!英語とプログラミングを統合したプロジェクト学習の実践
  • 島野 誠大氏(立教新座中学校・高等学校)
    • 高等学校の部活動における人工衛星を意識させた取り組み

セッション

  • 本会が貢献した活動・研究とその成果
  • COVID-19影響下での宇宙教育・超小型衛星開発
  • 宇宙機を題材とした児童・生徒へのSTEAM/プログラミング教育・探究型学習
  • その他・一般
    • オンライン情報交換会:9月27日(日)夜 SpatialChat

主催

  • 「小型衛星の科学教育利用を考える会」実行委員会
    • 松村雅文**(香川大学)、能見公博**(静岡大学)、渡辺謙仁*(北海道大学)、有本淳一(京都市立京都工学院高等学校)、内山秀樹(静岡大学)、藤井大地(平塚市博物館)、中串孝志(甲陽学院中学校・高等学校)、野澤恵(茨城大学)、平山寛(秋田大学)、深井貫(マイクロウエーブ・ファクトリ)、今井一雅(高知工業高等専門学校) [**協同代表、*幹事]

概要

「第9回 小型衛星の科学教育利用を考える会」を、2020年9月26日(土)~28日(月)にオンラインで開催します。本会は、“小型衛星”と“教育”をキーワードとして定期的に会合を行っており、小型衛星の教育利用の可能性を中心に、小型衛星に関する今後の協力体制、活動、展開等を議論しています。招待講演は、上記の5件が行われる予定です。他の方々からの講演も広く募集し、参加者相互での衛星の教育利用に関する情報交換や議論、人的交流を進めていきたいと考えています。

今回は、「本会が貢献した活動・研究とその成果」「COVID-19影響下での宇宙教育・超小型衛星開発」「宇宙機を題材とした児童・生徒へのSTEAM/プログラミング教育・探究型学習」の3つのテーマセッションを行います。
「本会が貢献した活動・研究とその成果」セッションでは、実行委員会側でこれまでの本会の歩みを簡単にご紹介した後、皆さんから募集した一般講演を予定しています。本会をきっかけに始まったり、発展したりした活動や研究などがありましたら、是非ご講演ください。実行委員会としては、衛星電波受信実験、Stars-AO、KOSEN-1等を想定しています。これまでの本会の活動と成果を振り返ることで、
今後の本会の活動の方向性を考えたいと思います。

「COVID-19影響下での宇宙教育・超小型衛星開発」セッションでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延で制限を受けざるを得なかった宇宙教育や超小型衛星開発について、東京都市大学メディア情報学部の小池星多先生と、九州工業大学大学院工学研究院の趙孟佑先生に大学での事例についてご講演いただきます。COVID-19の再拡大も懸念される中、「withコロナ」とも言われるこれからの時代の宇宙教育や超小型衛星開発のあり方を探りたいと思います。

「宇宙機を題材とした児童・生徒へのSTEAM/プログラミング教育・探究型学習」セッションでは、小中高の学校現場で昨今求められているSTEAM教育(Science、Technology、Engineering、Art、Mathが融合した教育)・プログラミング教育・探究型学習で、衛星や探査機等の宇宙機を題材として用いる可能性を議論したいと思います。三重大学教育学部附属小学校の前田昌志先生、静岡大学教育学部附属浜松小学校の常名剛司先生、立教新座中学校・高等学校の島野誠大先生に学校現場での実践事例についてご講演いただきます。

“小型衛星”と“教育”に関心を持つ、幅広いバックグラウンドからの皆さまの積極的なご参加を期待しております。

プログラム

9月26日(土)

  • 12:30  開場
  • 13:00  代表挨拶(能見)
  • 「COVID-19影響下での宇宙教育・超小型衛星開発」セッション1(座長:平山)
    • 13:05  招待講演 1 小池星多 氏(東京都市大学メディア情報学部)
      • 東京都市大学におけるコロナ禍時代の宇宙科学教育
    • 13:45  招待講演 2 趙孟佑 氏(九州工業大学大学院工学研究院)
      • 九工大の宇宙システム工学科と衛星プロジェクトの紹介
  • 「宇宙機を題材とした児童・生徒へのSTEAM/プログラミング教育・探究型学習」セッション1(座長:松村)
  • (休憩10分)
  • 「本会が貢献した活動・研究とその成果」セッション(座長:渡辺)
  • 17:15  Jamboardを使った各グループでの自己紹介+グループワーク
  • 17:35  各グループの結果報告+全体討論
  • 18:15  写真撮影(Zoom画面のスクリーンショット)

9月27日(日)

本会合の開催は、科学研究費 基盤研究(B)「超小型衛星デモ機を利用した初等・中等教育での探究的な学びのパッケージの開発と実践」(代表:内山秀樹)により一部支援を受けています。



1日目記念写真


2日目記念写真