第8回 2019/3/17~18 茨城大学

日時

  • 2019年3月17日(日)13時 ~ 18日(月)12時40分

場所

招待講演

  • 3月17日(日)
    • 小澤大作 氏(JAXA有人宇宙技術部門)
      • 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟利用成果の最大化:「きぼう」の特徴を活かした超小型衛星放出
    • 田口優介 氏(Space BD株式会社)
      • 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業サービスについて
    • 加藤学・鬼頭佐保子・星諒佑 各氏(リーマンサット・プロジェクト)
      • 趣味は“宇宙開発”:アマチュア集団が可能にした身近なものを宇宙につなげる活動
    • 青山征彦 氏(成城大学)
      • 趣味における学びと越境をめぐって
    • 加藤康子 氏(北海道大学大学院 国際広報メディア観光学院)
      • 趣味縁の系譜と媒介空間としての活動拠点(仮)

特別講演

  • 3月18日(月)
    • 今井一雅 氏(高知工業高等専門学校)
      • JAXA革新的技術実証衛星2号機に採択された高専連携衛星1号機(KOSEN-1)について

問い合わせ先

  • 渡辺(t_watanabeあとまーくimc.hokudai.ac.jp)

主催

  • 「小型衛星の科学教育利用を考える会」実行委員会
    • 松村雅文**(香川大学)、能見公博**(静岡大学)、渡辺謙仁*(北海道大学)、有本淳一(京都市立京都工学院高等学校)、内山秀樹(静岡大学)、藤井大地(平塚市博物館)、中串孝志(和歌山大学)、野澤恵(茨城大学)、平山寛(秋田大学)、深井貫(JAMSAT)、今井一雅(高知工業高等専門学校) [**協同代表、*幹事]

概要

「第8回 小型衛星の科学教育利用を考える会」が、2019年3月17日(日)~18日(月)に、水戸で開催されます。会場は、茨城大学・水戸キャンパスです。本会は、“小型衛星”と“教育”をキーワードとして1年に2回行っており、小型衛星の教育利用の可能性を中心に、小型衛星に関する今後の協力体制、活動、展開等を議論しており、Stars-AO(2018年度H-IIAロケットにより打ち上げ)やKOSEN-1(2020年度イプシロンロケットにより打ち上げ予定)の実機の議論も行っております。招待講演と特別講演は、上記の6件が行われる予定です。他の方々からの講演も広く募集し、参加者相互での衛星の教育利用に関する情報交換や議論、人的交流を進めていきたいと考えています。

今回は、「宇宙ステーションからの超小型衛星放出について」「趣味縁などにおける宇宙の学びの可能性」「超小型衛星開発によるものづくり・STEM教育」の3つのテーマセッションが行われます。「宇宙ステーションからの超小型衛星放出について」セッションでは、現場で宇宙ステーションからの超小型衛星放出に携われているJAXAの小澤大作さんと、Space BD株式会社の田口優介さんにご講演いただきます。

「趣味縁などにおける宇宙の学びの可能性」セッションでは、趣味などの非公式な場における宇宙の学びの可能性を議論するために、趣味としての宇宙開発を実践されているリーマンサット・プロジェクトの方々、認知心理学の立場から趣味における学びと越境を研究されている成城大学の青山征彦先生、社会学の立場からアートと趣味縁を研究されている北海道大学の加藤康子さんにご講演いただきます。

「超小型衛星開発によるものづくり・STEM教育」セッションでは、高専連携衛星1号機(KOSEN-1)を中心とした超小型衛星の開発によるものづくり教育やSTEM教育について、高知高専の今井一雅先生による特別講演と何件かの一般講演が行われる予定です。「ものづくり・STEM教育」という表現はやや同語反復的で冗長ではありますが、本会のメンバーの教育に対する多様な考え方を反映し、このようなセッション名としました。

“小型衛星”と“教育”に関心を持つ、幅広いバックグラウンドからの皆さまの積極的なご参加を期待しております。

プログラム・講演資料