☆SUCCESマンスリー☆  vol.96  2019年9月号

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猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
静岡大学では、学部ごとに夏季オープンキャンパスが行われています。
キャンパスは、たくさんの高校生の熱気であふれています。
その様子を静大TVでも紹介していきます。是非ご覧ください!
今月は、いつもより早めのお届けです。それではメルマガ、スタート!!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PICK UP!_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
☆ISMS・ITSMS内部監査を実施します
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■ 編集長からのメッセージ
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兼任している事業開発マネジメントコース(MOT)では、
テーマ発表、中間発表、最終発表会が行われています。
それぞれの発表において要旨提出がなされるわけですが、
これが毎回なかなか統一仕様として確立していませんでした。
要旨はA4で2ページに半年から1年間の研究の起承転結を含め、
図表や引用文献などまでを密度の高く配置する必要があります。
電子出版の煽りを受けて、死語に瀕するかに思えた
DTP:DeskTop Publishingの極みのような
字句と図表の配置作業がまだまだ続けられています。
DTPには、WYSIWYG:What You See Is What You Get形式、
すなわち「見たままが得られる」ワープロ方式と、
文書ソースコードを一括処理で整形するLaTeXのような
ページ記述言語方式に大別されます。
どちらにも魔法はなく一長一短が存在します。
LaTeXの原稿はプログラムソースコードのように見えるのですから、
初学者に優しいのはワープロ方式であることは間違いないでしょう。
ワープロは「見たままが得られる」を実現するために、
1文字の挿入でも字句や図表の画面配置を変える
紙面配置のシミュレーションを毎回行っています。
ワープロに苦労した経験はあると思いますが、
ワープロもユーザの気ままな操作に苦労していると思われます。
相互理解が必要だと思うのです。
「いやだ!そもそもDTP自体なんとかならないのか!」
というユーザにもデジタル出版は解を準備しています。
DTPの対極にあるのは「棒組み」と呼ばれる組版です。
字句と図表に改行(改段落)だけの区切りを挿入していきます。
リフロー型のEPUBは「棒組み」された文書ソースを
読者まちまちのリーディングデバイス(パソコン、スマートフォン、EPUB専用機器)の
枠内に流し込んで整形します。
この段階ではじめて紙面サイズやページ番号が後付けで割り当てられるのです。
リフロー型のEPUBは、DTPからの解放という意味では画期的ですが、
残念ながらやはり魔法ではありません。
長くなるので止めておきますが欠点もあります。
最高学府にある皆さんには是非、それが初学者にはちょっとした
魔法に思える文書ツールとの相互理解を深めて欲しいと思っています。
冒頭のMOTのWordによる要旨テンプレートを
作成しましたのでダウンロードの上ご参照ください。
https://www.cii.shizuoka.ac.jp/doc/resume
(編集長1:長谷川センター長)

■ WWP便り
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直近30日で3件のWWPサイトが新設され、合計266サイト数になりました。
https://wwp.shizuoka.ac.jp
PICK UP! https://wwp.shizuoka.ac.jp/sci-math/link
静岡大学理学部数学科
最初に富士山の入った静岡大学を象徴する画に引き付けられます。
テーマごとの内容も丁寧でわかりやすいです。

■ 静大TV新着番組
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神山編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします。
今月は、音楽番組が満載です!

◇◇お洒落でカッコいいJAZZの音色を!S.S.H春のビッグフェスティバル2019
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/337/2222
春のビッグフェスティバル2019の番組が続々公開中!
S.S.Hによるメインステージの発表です。
素敵なジャズの音色に酔いしれること間違いなし!インタビューもあります。

◇◇静岡大学吹奏楽団 SUMMER CONCERT2019
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/145/2226
今年も吹奏楽団のSUMMER CONCERTの季節がやってまいりました!
何より、先生や団員の皆さんの楽しそうな姿は本当に魅力的です。
「愛」と「情熱」のたっぷり詰まった演奏をお楽しみください☆

◇◇静岡大学管弦楽団 第101回定期演奏会
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/142/2227
長い歴史を歩んできた、管弦楽団の第101回定期演奏会です。
伝統を大切に継承してきたからこそ、奏でられる音楽があります。
圧巻のステージ、ぜひご覧ください!

■ クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は220台です。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver

■ イベント実績
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◇◇7月10日
情報基盤センター拡大教授会
|||報告|||永田副センター長
ご講演いただいた客員教員および協力企業のみなさま
先日はご多用のところ、本学情報基盤センター拡大教授会に
ご参加いただきまして、大変感謝申し上げます。
ご講演では大変貴重かつ高度な研究内容や事業取り組みを
ご紹介いただき、我々教員だけでなく本学スタッフも多くの知見を賜りました。
本情報基盤センターもより良い情報基盤を目指して、
本学だけでなく地域社会に貢献できるよう努めてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

◇◇7月11日
超領域研究会(浜松キャンパス佐鳴会館)
静大TVで取材をさせていただきました。番組の公開をお楽しみに!

◇◇7月18-19日
情報処理技術セミナー(国立情報学研究所)
塚平技術職員が参加しました。
|||報告|||
Shibboleth IdPとSPを2日間かけて構築するセミナーに参加しました。
どの属性を送受信するか、といった非常に細かい設定項目が多くあるため、
少々面を食らってしまいましたが、具体的な認証の仕組みについての
知識を深める非常にいい機会になりました。
静岡大学でもIdPおよびSPを運用しているので、
今後の保守・運用に活かしていきたいと思います。

◆◆オープンキャンパス
◇◇7月20-21日
人文社会科学部(静岡キャンパス)

◇◇7月27日
教育学部(静岡キャンパス)

◇◇7月28日
地域創造学環(静岡キャンパス)

■ イベント予定
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◇◇8月
ISMS・ITSMS内部監査

◆◆オープンキャンパス
◇◇8月9日
工学部、情報学部(浜松キャンパス)
農学部、理学部(静岡キャンパス)

◇◇9月
ISMS・ITSMS統合マネジメントレビュー、 ISMS・ITSMS統合審査

◇◇9月13日
秋季学位記授与式(静岡キャンパス、浜松キャンパス)

■ 教員近況
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◇◇堀格人客員教授
皆様、お元気でしょうか。7月10日の拡大教授会で皆様にお会いすることができず、
残念な思いと寂しい思いを秘めつつ仕事をしておりました。
今年度より開発現場に異動となり(え~っ、まさかこの歳で?)
昨今の開発作業の違いに驚いています。
以前は、設計品質を重視し、データ構造・管理構造を中心に実装を進めましたが、
現在は利用品質を重視し、ユーザエクスペリエンス(UX)を中心に据えた開発と
なっています。そのため、数多くある道具・リソースの利用実験を行いながら
実装作業をすすめるといったイメージです。
この方法は、オブジェクト指向言語があってこそのスタイルと思いますが、
ユーザ特性に深く関係する点においては、ある種エンドレスな品質を
提供することになりますので、その落とし所が最大の論点とも言えます。
有限時間の中で無限地獄に落ちていきそうな近況報告でした。(笑

◇◇山田宏昭客員教授
スポ少IT化プロジェクトを継続しています。
Instagramによる広報の効果かどうか定かではありませんが、
今年に入ってから3人の子が入団してくれて、もう1人も入団間近です。
SNSによる広報活動は一定の成果が出ていると信じ、今度はデータ分析に挑戦中です。
ビッグデータとは程遠いですが、これまでつけっぱなしであったスコアブックを
Excelに記録し、個々の打率、出塁率をグラフ表示させています。
得られた情報は監督、コーチに渡し、
打順組立のインプットにしてもらっているのですが、
残念ながらこれはなかなか結果に結びつきません。
いつか結果が出ることを信じ、しばらく続けるつもりです。
チームは弱くてもIT活用だけは負けていない、と言えるように、
日々、工夫をしています。

◇◇永田正樹副センター長
【フルート奮闘記:その6 大学で練習】
そろそろ練習しなければ音すら出なくなる・・と心配になりまして、
最近練習計画を立てています。計画といってもおおげさなことでなく、
どこか練習場所あるかな??とぼんやり考えていました。
そうしたらタイムリーにも静岡 共通A棟の3Fで管楽器の学生たちが
練習していました。「これだッ!!」と僕はおもいました。
さすがにこの学生らに混ざるほど技術と勇気がないので、
ひとりでこそこそ練習しようかと考えています。
そこで、L棟の物置やCIO室などで昼休みに練習しようかと計画しています。
みなさんの迷惑にならないようにどのくらい音が漏れるのかを
スタッフの誰かと実験したいと思います。
協力をお願いされた人は快く協力を何卒お願いします m(__)m
それと、練習といっても曲を吹けるわけではないので、「ポー」とか
「ピプー」とかそんなレベルなので、廊下とかで音が聞こえても笑わないで
あたたかい気持ちで応援してください。(つづく)

■ 編集後記
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暑いです。毎年のことですが。

今年は 7月22日 の夕方から降りだした雨が夜半から激しくなり、明けて 23 日は一転
よく晴れて、ついに夏になりました。単に個人の印象ではありますが、季節の切り替わり
をこれほどはっきり感じたことはあまり経験がないため面白くもあり、突然猛烈に暑く
なった昼日中に戸惑ったりでもありです。

こんな暑さでも彼らにとっては嬉しいようで、以来毎日、元気に大合唱しています。
彼らはまだそれほど暑くない朝から歌い始めますが、夏が来たことはよくわかって
いるのでしょう。今はこちらから探してみたりもしないので姿をじっくり見ることは
あまりありませんが、以前の経験からその声を聴くといろいろと思い出したりもします。

騒がしく思うときもありますが、それでも一”生”懸命な声がだんだんと消えていくのは
寂しいもので、今年もまた、そこかしこにしみ込んだ彼らの声を懐しむ季節がもうすぐ
やってくるのだなと思ったりするのでした。

(編集員:大市)

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また来月号でお会いしましょう!



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