伊豆の語りを未来へ
昔話・文学・暮らしの記憶を記録し、地域文化として継承する
伊豆には、海と山の暮らし、集落の歴史、祭りや信仰、地域に伝わる昔話など、多様な語りが受け継がれています。しかし、語り手の高齢化や生活環境の変化により、地域の記憶を直接聞く機会は少なくなっています。
話林研では、伊豆昔語りの会や地域住民、研究者と連携し、昔話や小話、生活の記憶、地域に関わる文学を聞き書きによって記録しています。記録した語りを出版物や音声・映像資料として整理し、地域の文化資源として次世代へつなぎます。
主な事業内容
① 昔話・小話の聞き書き
地域の語り手から、昔話、小話、伝説、暮らしの記憶などを聞き取り、語り口や地域のことばを生かした形で記録します。
② 『伊豆のこばなし』の編集・発行
伊豆各地で語られてきた小話を収集・整理し、話林研の地域出版物として刊行します。読みやすい冊子だけでなく、音声や写真と連動したデジタル版の整備も目指します。
③ 伊豆の文学と地域文化の研究
文学作品に描かれた伊豆と、地域住民が語る伊豆の姿を照らし合わせ、文学・歴史・民俗・生活文化を横断する研究を進めます。
④ 語り手と次世代をつなぐ活動
語りの会、公開講座、学生参加型の聞き書き調査などを通して、地域の語り手と若い世代が出会う機会をつくります。
連携先・関係者
- 伊豆昔語りの会
- 地域の語り手・住民
- 松本和浩研究員
- 鈴木暹研究協力者
- 南富鎭研究員
- 静岡大学の学生
目指す成果
- 伊豆の昔話・小話の記録と保存
- 『伊豆のこばなし』などの出版
- 音声・写真を含むデジタルアーカイブ
- 語りの会・公開講座の開催
- 地域教育や観光文化発信への活用
海と山のあいだに生きる、伊豆の声を聞く。