ブログリレー(塚田直史)

ブログリレー

化学科 塚田直史

まだ一部ですが6月から大学での講義が始まります。自宅に籠ることにも疲れ、楽しみにしている人が多いと思います。私が分担担当する有機化学実験も6月中旬より始まりますが、私も心待ちにしています。

これから徐々に通常の生活に戻っていけると思っていますが、大学での講義が増え、さらに部活動やサークル活動が始まると忙しくなります。今でしかできないこともありますので、時間を有意義に使ってください。

人生を豊かにしてくれたもの、かつ学生時代にもっとしておきたかったこと、私の場合は旅行と読書です。残念ながらこの情勢では旅行はできませんので、私からは読書をお勧めします。

時間のあるときにしか読めないくらいボリュームがあり、かつ、在宅授業の息抜きとして読めるくらい固くなく、かつ、私が面白いと思った本を挙げてみます。古いものもありますが、皆さんが今読んでもおもしろいはずです。

「銃・病原菌・鉄」ジャレドダイアモンド著、倉骨彰訳、文庫本2冊
理系研究者が人類史について考察した本です。政治経済の話はほとんど出てきません。学術的に云々と批判する人もいるようですが、こんな捉え方もあるんだなと私は楽しく読めました。
「指輪物語」J.R.R.トールキン著、瀬田貞二訳、文庫本6冊
映画「ロードオブザリング」の原作です。日本語訳も古く序盤は読みづらいですが、話が進み始めると止まらなくなります。
「深夜特急」沢木耕太郎著、文庫本6冊
放浪旅行記です。一人旅に出たくなります。

大学での講義が始まり、皆さんと顔を合わせられることを楽しみにしています。