段々と暖かくなり、春の訪れを感じます。
新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが
中止になってしまい、非常に残念です。
しかし、新年度に向けて、今年度も最後の最後まで頑張っていきます。
皆様も体調にお気を付けください。
それでは、今年度最後のメルマガスタートです!
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PICK UP!_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
☆浜松キャンパスにて令和元年度学位記伝達式が行われる予定です。
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■ 編集長からのメッセージ
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2019年12月19日、萩生田文部科学大臣より全国の小中学校において
「1人1台PC整備」のメッセージが出されました。
これは文科省が推進する「GIGA(Global and Innovation Gateway
to ALL)構想」の一環です。GIGAスクール構想は大きく2本あり、
1つ目は「1人1台PC整備」、2つ目は「校内ネットワーク整備」です。
「1人1台PC整備」には、小中学校の児童・生徒1名につき4万5千円の
PC整備補助金が交付されます。「校内ネットワーク整備」は、校内
ネットワークの構築や高速化となります。この2本の施策は、クラウド
サービスの利用が前提となっています。昨今流行している機械学習やAI
などはPCなどの端末ではなく、クラウド側で処理するサービスが多いです。
このため、PCには高度な処理機能は不要となり費用を抑えることができます。
GIGAスクール構想もこの構成を用い、PCだけでなくネットワークも助成
することで、ICTインフラやICT教育全体の効率化を図ります。
このGIGAスクール構想が実現することで、教育業界にはさまざまな作用が
生じます。たとえば、従来の紙媒体でなく電子媒体のデジタル教科書、
学習管理のeポートフォリオ、試験結果やアンケートなどのデータを基に
した教学IRなどです。これらはこれまでもありましたが、複数人で1台の
PCを使用する場合、他者のデータが混在するため、セキュリティや情報保護
の観点から期待する成果が得にくいという課題がありました。
この課題は1人1台PCを実現することでクリアできます。
学生ではなく教員側では、これらのシステムやインフラから得られる
教育ビッグデータに期待できます。教育ビッグデータを利用して授業動画
の視聴ログから、誰がどのコンテンツを何回視聴したのか、コンテンツ内の
どの箇所を重点的(時間、回数)に視聴したか、視聴時間とテスト結果は
比例関係か、などさまざまな分析が可能となります。
そしてこれらを次の教育にフィードバックすることで教育品質の向上が望めます。
一方で、数百、数千台を超える個人PCの管理や、授業内容を公平に期すための
同一ソフトウェア、同一バージョンの管理など、さまざま課題が懸念されます。
メリットだけでなく、これら課題も同時に解決していくことが今後の教育業界
に求められます。
本学でも来年度から本格的にオンライン教育が実施されます。残念ながら、
GIGAスクール構想には大学への助成は今のところないので、1人1台PCでの
オンライン教育スタート、とはなりませんが、この不便を極力回避できる
ような運用やシステム設計をオンライン教育推進室では尽力したいと思います。
(編集長2:永田副センター長)
■ WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
直近30日で1件のWWPサイトが新設され、合計280サイト数になりました。
PICK UP! https://wwp.shizuoka.ac.jp/hoken/
静岡大学保健センター
新型コロナウイルスに関するお知らせや、
感染が疑われる学生・教職員の対応について掲載しています。
■ 静大TV新着番組
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菅原編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!
◇◇静岡大学 研究者紹介 人文社会科学部 安永愛
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/9/2333
「ポール・ヴァレリーを中心とするフランス近現代文学」と題して、
フランス文学研究を解説されています。趣味のピアノについてや、本学の
ピアノサークルや多言語朗読会など、多岐に渡る活動をされています。
どうぞご覧ください。
◇◇モダンダンス部 迫力のダンスステージ!静大祭in浜松2019
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/345/2334
昨年11月の静大祭の一コマです。ステージ終了後にインタビューしました。
ストリートダンスには様々なジャンルがあり、HIP-HOP、HOUSE、ROCK、
BREAKIN’、etc.一つのジャンルをマスターするのも大変です。モダン
ダンス部員は基本的にすべてのジャンルを踊りこなせるよう日夜練習を
重ねています。言葉で言い表せないので、まず彼らのダンスを多くの方に
観ていただきたいと思いました!
◇◇ロボットコンテスト2020 ダイジェスト編
静岡大学工学部&次世代ものづくり人材育成センター
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/254/2332
2月11日に開催された工学部1年生によるロボットコンテスト。
1年間のものづくり実習の成果として、各チームが創意工夫で
製作したロボットと、優勝チームインタビューは必見です!
■ クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は226台です。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver
■ イベント実績
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◇◇2月15日
2019年度 研究会「改正著作権法第35条 活用ガイドライン構築に向けて」
京都大学学術情報メディアセンター
https://axies.jp/ja/event/hdq5v0
|||報告|||
AXIES(大学ICT推進協議会)の学術・情報コンテンツ共有流通部会が
主催した「著作権法第35条」のセミナーに参加しました。
今回の注目点は改正された本法の「他者著作物の公衆送信」に
かかわる箇所です。簡単にいうと、著作者に相当額の補償金を支払う
ことで、他者著作物をWebシステムなどでオンライン動画として
公開可能となります。まだ、未決事項や細部での留意点などがありますが、
本学のオンライン教育にも有効に働くと思いますので、調査していきます。
(永田副センター長)
◇◇2月26-27日
ISMS新任者研修、ITSMS新任者研修(情報基盤センター静岡オフィスTV会議室)
鈴木パート事務職員、情報企画課 谷保主任が参加しました。
|||報告|||
マニュアルに基づいて情報基盤センターの運用が行われていることを学びました。
CIA(機密性、完全性、可用性)を柱に資源を効率的に使い、
利用者の満足度を上げ、継続していくことの重要性を認識致しました。
(鈴木パート事務職員)
ISOとは何?というところから始まり、情報セキュリティの「機密性・完全性・
可用性」の3つの性質を維持するための手法として、ISO27001の認証を受け、
それらの維持管理のため、各種ルールが存在することが理解できました。
自身が会議や日々の業務を通して、静岡大学のISMSに関わっていることは
認識していたのですが、今回の研修において教材として文書化されたマニュアルを
確認する機会をいただいたことで、ISMSの全体像が少し具体的に
イメージできるようになったように思います。
ISMS研修の中でもITSMSの内容については触れられていたのですが、
ITSMS研修の中ではITSMSの具体的な手法について確認することができました。
システムを構築するためのポイントについて概要を説明いただいたことで、
サービスの提供者側と顧客との関係を多角的に意識することができるようになり、
今後の情報基盤の提供サービスに係る業務を行う上で良い機会となりました。
(情報企画課情報推進係 谷保主任)
◇◇3月6日 【学内掲示中止】前期試験合格発表
■ イベント予定
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◇◇3月19日 【中止】浜松地区令和元年度学位記授与式
◇◇3月23日 【中止】静岡地区令和元年度学位記授与式
◇◇3月24日 【中止】FSS研究発表会
◇◇4月4日 令和2年度静岡大学入学式
■ 人事・慶事・弔事
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◇◇退職
・浦野新さん
2月末で退職させていただくこととなりました、浦野新です。
情報基盤センターでは2018年10月から約2年半、勤務させていただきました。
パート技術職員としてシンクラ端末の払い出しや、基礎的なネットワークの
対応やサーバ構築を担当しました。これまで大変お世話になりました。
情報基盤センターで勤務する以前は、ITについて体系的に学んだことがなく、
「IPアドレスってなんぞ??」というレベルの私でしたが、センター
スタッフ皆様のご支援の下、ITの基礎を身に着けていきました。
また、情報基盤センターの就労と同時期に、長谷川先生、永田先生が
担当されている工学部総合科学技術研究科事業開発マネジメントコース
に入学しました。センター業務と大学院の授業に慣れるまでの最初の
1年は非常に大変でしたが、センタースタッフ皆様のご支援があったからこそ、
学業と業務の両立ができました。
センター業務内で携わらせていただいたWWPは、自身の研究で地域展開し、
修士論文にて高い評価をいただきました。お力添えいただきました皆様、
誠にありがとうございました。
情報基盤センターで過ごした2年半は大変充実したものとなりました。
これまで本当にありがとうございました。つつがなくお過ごしください。
☆☆ 最後に宣伝 ☆☆
修士にてWWPを地域展開したやつ「地域WWP(西海でもくらしい)」
☆https://www.demo-kurashi.net/
センター業務の一環でEPUB CII を企業展開したやつ「WETS」
☆https://wets.itsc-ltd.co.jp/
静岡学術出版社のサイトリニューアルしたやつ
☆https://www.itsc-ltd.co.jp/
■ 教員近況
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◇◇田住一茂客員教授
みなさまご無沙汰しております。
私が所属する日本マイクロソフトでも在宅勤務 (Work from Home)の
有効活用が強く推奨されています。
ここで活躍するのが Microsoft Teams です。
やり取りする相手の状態の把握、チャット、音声/ビデオ会議や1万人
規模のライブイベントなどにも対応しており、一般企業だけではなく
教育機関での活用も進んでいます。
◇◇柴田昌幸客員教授
昨年の拡大教授会に出席予定でありながら、急遽な出張となり欠席してしまい
皆様には、大変ご無沙汰しております。
今年の冬は寒気が緩く過ごしやすいと思いきや、中国で発生した新型コロナウイルス
感染症拡大により、企業では時差出勤・テレワークの導入、大規模イベント自粛、
コンサートなどの中止・延期、更に小中高校や特別支援学校の休校等、
経験したことのない社会・経済の先行きが不安な情勢となるとは、
改めて日頃のリスク管理の重要性を痛感させられております。
私の近況は、昨年9月に還暦となり4年間お世話になっていた静岡新聞社・静岡放送を
定年退職し同年10月に名古屋本社の中部日本放送に再就職をいたしました。
静岡からは転居いたしましたが、引き続きのご指導ご鞭撻のほど
よろしくお願いいたします。
仕事内容の一部を簡単に紹介いたします。
昨年8月から12月の期間に総務省「放送事業の基盤強化に関する検討分科会」の
「放送と通信を連携したローカルコンテンツの配信及び災害情報の提供の在り方」
に係る実証事業に関わらせていただきました。
上記テーマにおける当社の課題設定は、災害時の信頼できる情報としての放送の
役割は大きいが、避難誘導などパーソナルな情報伝達には限界が生じる。
他方、ウェブ上のSNSサービス等の活用も考えられるが、スマホを持たない人への
情報伝達は困難な状況となっている。
実証実験事業では、スマホを持たず普段テレビを視聴している高齢者等と、
普段スマホを利用しているその家族との間の安否確認、位置情報共有、
メッセージ交換等を実現する新たな放送・通信連携サービスについて実験を行いました。
ご興味のある方は、以下URLに報告資料「資料8-5」が掲載されておりますので
ご参照いただければと考えます。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/housou_kadai/02ryutsu09_04000229.html
皆さんも、季節の変わり目、体調には気を付けられ、ご自愛ください。
◇◇滝島繁則客員教授
ISMSおよびPマークを取得のお手伝いをしており、昨年12月に双方の
認証が完了しました。
この期間は書類の山と格闘でした。
ISMSおよびPマークの根本原理といえばPDCAサイクルを回すことですが、
これは時代遅れとの意見が散見されるようになっています。
PDCAでは昨今の変化のスピードに追随できないというのです。
PDCA否定派の意見にはスピードと質的保証のトレードオフ的な部分が
あるようですが、これまでのPDCA至上主義の変化の兆しかもしれません。
■ 編集後記
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早いものでもう3月、いよいよ今年度も終わろうとしています。
1月末日に用事があり東京に“お出かけ”しました。
東京はどこに行っても人が多く圧倒されてしまいました。
渋谷ではコスプレをして公道をマリオカートで走る外国の方、
何組かに遭遇しました。東京は凄い!と思いました。
目黒の雅叙園では100段階段で繋がれた各部屋に、お雛様が
飾られていました。
お雛様はもちろん各部屋の天井や欄間の絵画も素晴らしかったです。
友人に是非と進められ見学した雅叙園のトイレは豪華絢爛でした。
目黒は初めてでしたがやはり人はいっぱいいました。
次は、いつ“お出かけ”が出来るのでしょう。
外での活動自粛の今、断捨離をする絶好のチャンス、
身辺を綺麗にして明るい春を待つことにします。
(編集員:松倉)
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また来月号でお会いしましょう!