☆SUCCESマンスリー☆vol.119 2021年8月号

大雨の翌日に暑く晴れて明けたかなと思ったらまた逆戻りのような
はっきりしないお天気がまだ続いている今日このごろですがみなさま
いかがお過しでしょうか。そんなお天気で蝉たちはまだ少し元気が
出ないようですが、メルマガは今月も力いっぱいお届けします!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/PICK UP!_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
☆情報基盤センター拡大教授会を開催しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
■編集長からのメッセージ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
先日、対面で実施していた授業でユーザインターフェース(UI)について
考えさせられました。授業内容はプログラミング演習で、
永田が自分のPC上でプログラミングしている様子をプロジェクタで
ホワイトボードに投影し、それを学生らに説明しておりました。
教室後列の学生から投影されている内容が小さくて見えない、
と指摘を受け、教室内が空いていたこともあり
「自分が見える位置に移動してください」と指示しました。
すると、他学生も見やすい位置に移動し、
教室前列で学生らが密になってしまいました。
密状態はコロナ対策上好ましくないため対策を考えていたら、
ある学生からZoomやTeamsなどのTV会議配信の提案がありました。
ここで永田は「対面実施しているのに今からTV会議??」と怪訝に思い、
学生にどういうことか尋ねました。その学生は
「先生のPCでTV会議を開催し、そこに学生らが参加します。
先生は投影している画面を共有してください。
音声は教室の生声がありますのでマイクおよびスピーカーは
先生も含め全員ミュートにします。
投影画面のみ学生各自のPCで確認します。
先生の生声と共有画面で教室のどの位置にいても授業の説明箇所が
分かります。」と。

TV会議は「遠方者とのコミュニケーションツール」という先入観があり、
このような使い方は頭が回りませんでした。
考えてみれば、オンライン教育に関わる時間は多くの教員が
1日1、2コマの授業に対して学生は1日中です。
学生の方が教員よりオンライン教育に触れる時間が多く
慣れています。学生らは日々の習慣からこのような応用を
思いついたのでしょう。

冒頭のUIに戻ると今回の件は社会生活のUIの変化なのではと思いました。
UIとは情報分野ではコンピュータと人間が接する部分のことで、
ハードウェアであればマウスやキーボード、ソフトウェアであれば
アイコンやフォルダなどが代表例です。これらは主にコンピュータを
操作するUIですが、これに対比して「TV会議という行為」は
社会生活のUIなのでは、と考えました。現代の社会生活の1つである
オンライン教育に対して、これまでは遠方とのコミュニケーションツールとして
使用していたTV会議を「対面および現地での授業支援ツールのUI」として用いた、
と考えます。
他にも社会生活のUIとしては、マイナンバーカードを
用いたコンビニでの各種証明書発行も一例です。
これまでは「役所に出向いて証明書を取得するというUI」であったとすれば、
昨今はカードを用いて近所のコンビニにて非対面で取得するUIに変化した、
といえます。

社会生活をさまざまなアプリケーションとすれば、
それに接続するUIも同様にさまざまです。
これまでとは一線を画す価値観や
操作方法が登場しています。今後の情報技術者は計算機周辺の
UIだけでなく、社会生活の変化を見据えた広い視野でのUIを
考えなければなりません。
情報基盤センターとしても同様で、学生らへの教育・研究活動、
職員の業務効率化など、至るところで「UI」は重要です。
「品質の良い情報基盤とは何か」を日々頭に入れ、
次期情報基盤を検討していきたいと思います。
(永田副センター長)

■WWP便り
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
https://wwp.shizuoka.ac.jp
直近30日で4件のWWPサイトが新設され、合計354サイト数になりました。
PICK UP! https://wwp.shizuoka.ac.jp/sakuraebi/
駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト
サステナビリティセンターのサクラエビに関するプロジェクトの
取り組みが詳しく掲載されています。
写真や動画がたくさん盛り込まれており、とても見やすいサイトです。

■静大TV新着番組
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
永澤編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!

◇◇「私たちの周りにあるリスクとそのマネージメント」
静岡大学 村越 真 教授 静岡大学・読売新聞連続市民講座2021
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/365/2601
様々なリスクについて考えさせられる興味深い内容です。
ぜひご覧ください。

◇◇静岡大学地域創造学環2021夏季Webオープンキャンパス
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/262/2600
「地域創造学環の概要」について江口昌克地域創造学環長が
分かりやすく紹介しています。

◇◇静岡大学地域創造学環2021夏季Webオープンキャンパス
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/364/2599
こちらは地域創造学環の「令和4年度入試の概要」です。
水谷洋一入試・広報委員長が丁寧にお話されています。

静大TVでは今後も夏季オープンキャンパス動画を
随時投稿していく予定です。ご期待ください!

■クラウド便り
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は150台です。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver

■イベント実績
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇◇6月30日 情報基盤センター拡大教授会
静岡大学浜松キャンパスにて、2年ぶりに開催しました。
客員教員、教育研究支援員、前センター長、元センター長、各企業の皆様、
たくさんの方々にご協力いただき、無事成功に終わることができました。
コロナ禍のため、残念ながら懇親会は中止とさせていただきましたが、
大変有益な情報交換会を行うことができました。
皆様、お忙しい中ご参加いただきましてありがとうございました。

■イベント予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇◇SMS内部監査

■教員近況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇◇中村 吉勝 客員教授
2年ぶりに拡大教授会が6月30日に開催され、
皆様の元気な姿を拝見し、非常に嬉しい思いに駆られました。
福岡博多では、7月、博多祇園山笠の時期です。
山笠は、人形師により制作される「飾り山」と
櫛田神社を中心に時間競争の「舁き山」がありますが、
2年ぶりに「飾り山」の姿が帰ってきました。
残念ながら「曳き山」は、2年連続の見送りとなりました。
絢爛豪華な「飾り山」は、7月1日から7月14日まで一般公開され、
その後、櫛田神社に奉納されます。
興味のある方は、是非、以下のHPをご覧下さい。
https://www.hakatayamakasa.com/
https://www.hakata-yamakasa.net/
12カ所の「飾り山」を週末回って写真に納めて
時勢の風物詩として楽しんでいます。

まだまだ、新型コロナ影響が終息傾向にありませんが、
身近な楽しみを再発見しながら過ごしています。

◇◇山田 宏昭 客員教授
前回のメルマガで、在宅勤務実施を宣言しましたが、
宣言通り、週2日のペースで在宅勤務を行っています。
最初は、ずっとデスクに向かっていられるのか不安でしたが、
意外と集中できるものでした。セカンドモニターも購入し、
快適な環境を作っています。椅子は予算の関係で、
家にあった丸椅子を使っているのですが、背もたれがない分、
姿勢が保てます。

在宅勤務のメリットとして通勤時間の削減、
ワークライフバランス等、色々と言われますが、
私にとって一番のメリットは、マスクなしで仕事ができることです。
マスクをしていると、耳が痛いし、酸欠気味になるので、
非常に助かっています。

心配なのは運動不足とリアルなコミュニケーション不足。
そこはオフィス勤務と在宅勤務の適度なバランスをとって、
解決していきたいと思います。

◇◇長谷川 孝博 センター長
「イベント実績」でも触れられていますよう6月30日に
情報基盤センター拡大教授会を開催することができました。
ご講演いただきました客員教授皆様と教育研究指導員、
ご挨拶いただきました本学情報基盤を支えて下さっている
企業皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
有意義な情報交換と懇親の場とさせていただきました。
次期情報基盤の(仮称:H1)の計画期間は残り約1年となりました。
今後とも皆様のご支援・お協力のほどお願い申し上げます。

■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
私は最近お菓子作りにはまっていて、
特にマカロン作りに熱中しています。
もともとマカロンが好きでYouTubeを観ていたときに
【誰でも簡単に作れるマカロンの作り方】と表記されていた
サムネイルをみつけ視聴したところ本当に簡単に作れそう!と思い、
作ってみたことがきっかけです。

実際に作ってみると一筋縄ではいかず、
3回目にしてようやくギリギリ成功といってもいいマカロンが作れました。
簡単に作れたかというと微妙なところではありますが、
マカロンやガナッシュを絞る作業は楽しいですし、
焼いている時にだんだんと生地が膨らむ様子はみていてワクワクしました。

マカロンを作るのは敷居が高いイメージがありましたが、
初心者の私でも何回かして作れるようになったので嬉しかったです。
他にも簡単に作れるシリーズの動画はたくさんあるので
いろいろ挑戦してみようと思います。
(編集員:佐藤)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
また来月号でお会いしましょう!

【SUCCESマンスリーマガジン】
発行日:毎月第2火曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2011年9月15日
「バックナンバー」や「購読解除」はこちらから
< https://wwp.shizuoka.ac.jp/sutv/ >
【発行元】
国立大学法人 静岡大学 情報基盤センター
SUCCESマンスリーマガジン編集局
Eメール: sutv@shizuoka.ac.jp
公式サイト: https://www.cii.shizuoka.ac.jp/
静岡大学テレビジョン: https://sutv.shizuoka.ac.jp/
Copyright(C) 静岡大学情報基盤センター All rights reserved.



その他の記事も是非お読みください!