☆SUCCESマンスリー☆vol.134 2022年11月号

学内は後期の授業が始まり、また、来月の静大祭に向けて
着々と準備が進められていたりと、活気づいています。
静大祭、今年はどんなイベントがあるか楽しみですね。
静大TVでは今年も撮影を行う予定ですので、
番組が完成次第、ご紹介させていただきます。お楽しみに!
では、今月も元気にメルマガスタートです!

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☆11月4-6日にキャンパスフェスタin静岡/静大祭、
11月12-13日にテクノフェスタ/静大祭in浜松が開催予定です。

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■編集長からのメッセージ
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「タイパ」と聞いて、皆さんはすぐに「ピン」ときますでしょうか。
「タイパ」は分かるけど「ピン」が分からないとか。
はやり言葉の年齢格差には恐れがあります。
それはいつの時代にもあったかもしれませんが、
情報化社会では一段と顕著になっているでしょう。

「タイパ」とは「タイムパフォーマンス」の略語らしく、
恥ずかしながら2週間ほど前にこの言葉を知って軽い衝撃を受けました。
先にネタ元の「謎解き統計学|サトマイ」さん の冒頭の一言を
感謝と敬意をもってご紹介したい:
プロセスや体験よりも、手っ取り早く結果を手に入れたい。
これがタイパを重視する倍速消費!
ここで一世代前の「コスパ(コストパフォーマンス)」は
既に取るに足らないあたり前のことになっており、
その上の進化が「タイパ」なのだと思いました。

米国では1960年からおよそ15年刻みで、X世代、Y世代、
1990年前半生まれ以降の世代をZ世代と呼称しています。
インターネットが普及していた時代に生まれたZ世代は
2022年においては10代前半から25歳くらいの若者です。
すなわちデジタルネイティブ世代のことのようです。

Z世代のタイパ指向(≒嗜好):
趣味や余暇(映画・ゲーム・音楽)にも時短・倍速を求める。
ダイジェストやネタバレが苦にならない。ふわふわ感や余韻はいらない?
健康や栄養の獲得にまでタイパを求める。グルメ指向は薄い?
授業動画はオンデマンドで1.5倍速、2倍速消費。
愚対策:3分の2倍速で授業動画を作ってみる?

X世代・Y世代のアンチなタイパ指向:
趣味娯楽はゆっくり楽しみたい。感動したい。ネタバレは台無し。
食事をじっくり味わいたい。食事の時間を楽しみたい。
速読はけしからん。倍速視聴はついていけない。
例外:いつの時代にも若者嗜好に馴染む年配者はいます。

おそらく私を含む多くのX世代とY世代は、情報量が爆増したから
「タイパ」重視となるのだと結論しそうですが、
サトマイさんは学生への仕送り減の経年推移にも
鋭くリンクさせており、深い気づきを頂きました。

局所発信のオールドメディアから距離を置くZ世代は
情報の取捨選択をあたり前に高い精度で行っている。
情報のタイパ消費が、その土台を形成している。
むしろタイパが苦手のX世代の方が心配されている?

デジタルネイティブのZ世代の次はAI世代がやって来る。
Z世代はアルファベットの終であり、その後がない。
AI世代は異なる新世代系列の始まりの意味を持たせて
α(alpha)世代と呼称したらよいのかもしれません。
(長谷川センター長)

■WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
直近30日で2件のWWPサイトが新設され、合計393サイト数になりました。
PICK UP! https://wwp.shizuoka.ac.jp/festa/
静大フェスタ-キャンパスフェスタ in 静岡/静大祭
今年も静大祭が開催されます!静大フェスタのサイトでは
来場に必要な事前予約のフォームやイベントの詳細についてが
記載されています。

■静大TV新着番組
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名倉編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!

◇◇グローバル共創科学部連続セミナー
https://sutv.shizuoka.ac.jp/subchannel/379
静岡大学グローバル共創科学部は、
令和4年8月31日に文科省より設置が認められた新しい学部になります。
学部の紹介やミニ授業など、上記サブチャンネルに多数ご紹介しています。

◇◇情報学部公開講座2022
https://sutv.shizuoka.ac.jp/subchannel/381
「健康・幸福につながる情報学」というテーマで、情報学部の先生方が
発表されています。誰しもが身近に感じる内容となっており、
大変勉強になると思います。
パネルディスカッションでは、前編、後編があり内容盛りだくさんと
なっています。

◇◇令和4年度 秋季学位記授与式 (2022/09/12)
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/52/2879
9月12日に静岡キャンパス大学会館、浜松キャンパスS-Portにて
学位記授与式が挙行されました。
式典への出席は、卒業生、修了生のみに限定されましたが、
ご家族の皆様へはライブ配信が実施されました。
卒業生インタビューでの嬉しそうな笑顔に
こちらも嬉しい気持ちになってしまいます。

■クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は143台です。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver

■イベント実績
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◇◇9月某日 ISMS・ITSMS定期サーベイランス審査
浜松オフィス、静岡オフィス、情報企画課の
ISMS・ITSMS定期サーベイランス(外部審査)を3日間行いました。

◇◇9月21日 第26回学術情報処理研究集会
https://www.nipc.gr.jp/conf/cacn/cacn2022
永田副センター長が「静岡大学の次世代全学情報基盤の設計および開発」と
題する発表を行いました。

◇◇9月24日 静岡大学浜松キャンパス100周年記念式典
https://wwp.shizuoka.ac.jp/hamacam100/shikiten
アクトシティ浜松大ホールにて挙行されました。
情報基盤センターは、当日の配信のお手伝いをさせていただき、
静大TVでは、吹奏楽団の撮影を行いました。
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/380/2869

◇◇10月5日 SS研システム技術分科会ICTフォーラム2022
「備えあれば憂いなし!~BCPと情報セキュリティの勘所~」
https://www.ssken.gr.jp/MAINSITE/event/2022/20221005-ictf/index.html
長谷川センター長が「国際規格マネジメントシステムと歩んだBCPの
20年~可用性の不等式:BCMS>ITSMS>ISMSの味わい~」と
題する講演を行いました。
また、長谷川センター長、永田副センター長が
パネルディスカッションに参加しました。
長谷川センター長からコメント:
2年ぶりの実会場での登壇発表がとても新鮮でした。
関係者・ご参加の皆様に感謝いたします。

■イベント予定
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◇◇11月4-6日 キャンパスフェスタin静岡/静大祭
上記の日程にて開催予定です。■WWP便り でもご案内している通り、
来場する際には事前予約が必要とのことです。
https://wwp.shizuoka.ac.jp/festa/shizuoka/

◇◇11月12-13日 テクノフェスタ/静大祭in浜松
来場に関する詳細については、これから決定する模様です。
https://wwp.shizuoka.ac.jp/festa/hamamatsu/hama_outline

■教員近況
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◇◇田住 一茂 客員教授
みなさまご無沙汰しております。
だいぶ暑さも和らいできましたね。
今年7月からはハイブリッドワークということで
週3日出社の予定でしたが、その頃は第7波のはじまりあたりでしたので、
結局いまでも在宅勤務中心の生活となっております。
30か月在宅勤務中心ですので、生活スタイルがすっかり変わりました。
もとに戻れるか心配な今日この頃です。

話はかわりますが、日本時間10/13(Thu)-14(Fri)にて
年次最大級のテクニカルカンファレンス「Microsoft Ignite」が
開催されます。
あとからオンデマンドでも視聴可能ですので、
ぜひ最新情報の入手にご活用ください。
https://aka.ms/ignitejp

それではまたお会いできる日を楽しみにしております。

◇◇柴田 昌幸 客員教授
台風15号の豪雨災害により、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早く復旧を果たされることをお祈りすると同時に、
被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるよう、
お祈り申し上げます。

私は今年度に入り留学生向けの日本語のオンライン日本語教育実証事業に
携わっております。
事業の趣旨は、「コロナ感染拡大による入国制限環境下でも、
入国が困難な外国人留学生への質の高い日本語教育を、
オンラインを活用した教育を実証することで、
持続的な日本語教育のあり方を検討する。」と、いった
文化庁の実証事業です。

本事業は日本語学校における初めてのIT活用事業で、
デジタル教材を使った授業で学生の習熟度調査、
オンライン授業の各種問題点の洗い出しまでが
本年度のゴールかと考え取り組んでおります。
まだ取組途中ですが、気づいた点とし、
日本語学校は留学生に日本で生活できる言葉を教える
専門学校的な機構かと思っておりましたが、
入国のサポートからはじまり、生活指導、日本の文化・日本人の思想教育、
卒業後の就業先・進学先の斡旋等、高等学校に近い機構なんだと
認識を改めました。
しかしながら、日本語学校の教員は高齢者多く、
パート教師が大半という環境下で新しいムーブメントを
巻き起こす障壁と思いつつも留学生の
日本における期待度は大きいものがあると日々感じているところです。

新秋快適の候、どうぞお健やかにお過ごしください。
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

◇◇遊作 真亜佐 客員教授
9月の台風により被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
私の居住地域では15時間ぐらい停電しました。
すぐ復旧するだろうと軽く考え、
念のため水を買いに外に出たら、付近の信号は消え、お店も空いておらず、
通信障害で情報も取れず、一気に不安になりました。
やっと電波が通じて、隣家の方から
「お困りのことはないですか?備蓄品は足りていますか?」と
何度もメールをいただいていることに気づき、
とてもありがたく感じました。
その後車で、信号が消えた道に注意しながら買い出しに行き、
帰ってきたら夫から「倉庫に買い置きの水があったよ」と言われて脱力‥。
かなり前に仕舞い込んでいた備蓄水の存在をすっかり忘れていたのです。
日頃の備えはもちろんですが、それを確認しておくことも大事だなと
教訓になりました。
また、お隣さんや、近所で出会ったひとり暮らしの若い女性と、
何かあったら助け合おうねと約束するなど、人の温もり、
つながりが心に染みた日でもありました。
まだ災害の傷跡に悩まされる日々が続く方も多くいらっしゃると思います。
皆さまの安全と1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

■編集後記
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皆様は台風15号の被害は大丈夫でしたでしょうか。
私の住む地域は川が近くにありましたが被害はありませんでした。

ですが数日間の断水があり、普段蛇口をひねれば当たり前にでてくる
水がなくなることによっていろいろな弊害がありましたが、
普段からある程度の水をためるようにしていたことにより
あまり困らずに生活ができました。

2日目からは給水車が各地に来ていたため水の補給も問題なくでき、
普段とあまり変わらない生活をしていました。

台風でここまでの被害になるのは初めてでしたが、
普段から備えをしていれば多少困ることも減ると思うので
災害用品については普段から準備しておこうと思います。
(編集員:竹石)
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また来月号でお会いしましょう!



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