新入生歓迎BBQ (2025)

共生進化生態学研究室に初めての学生が配属されました。配属学生の歓迎BBQを同じ藤枝フィールドの園芸生理学研究室 (富永研) と合同で執り行いました。いい天気の下で美味しく楽しく歓迎会を開くことができてよかったです。これからもみんな仲良く研究生活楽しんでいきましょう!

研究倫理教育を行いました (2025)

本日は番場研 (共生進化生態) と富永研 (園芸生理) の新規配属学生8名に対して,研究倫理教育を行いました.

藤枝フィールドには研究室が3つ存在していまして,所属している卒研生や大学院生による研究が盛んに行われています.そのため,新規配属学生に研究室とはなにか,研究とはなにか,責任ある研究活動とはなにかという研究倫理教育を行うことにしました.

実際にこのような試みを学生にすることは初めてでしたが,学生からもとても有意義であるとのお声をいただきましたので,これから定期的に行っていきたいと思います.

愛知から岐阜にて野外フィールド調査を行いました

8月のいろいろな合間を縫って、東海地方ミヤコグサ野生集団調査を実施してきました。ミヤコグサは日本各地より採集された系統がバイオリソースとして維持・管理されているものの、まだまだ採取されていない地域が存在します。東海地方もその一つです。

今回はミヤコグサを採取するために、植物愛好家たちのブログやYouTuberから生育地の情報を集め、実際にコンタクトを取って詳細な位置情報を教えていただきました [カモ撮りこうちゃん]。しかし、そこまでしても今回の調査は空振りに終わりました……。ミヤコグサは基本的には通年葉っぱをつけているのですが、今回伺った集団はもしかしたら夏場に地上部が見えなくなるような形質を持っているのかも。面白いですね。春先にまた伺ってみましょう。

基礎生物学研究所を訪問しました

愛知県岡崎に所在する基礎生物学研究所に伺ってきました。共生システム研究部門の川口先生たちには、学生のころから研究へアドバイスを頂いたり、ずっとお世話になっていたのですが、実際に訪問するのは初めてでした。今回の訪問では富永研の面々と一緒に自身の研究成果の紹介をし、また菌根菌培養/接種技術についてたくさん教えていただきました。すぐにでも藤枝でいろいろ試してみたいところです。

異分野交流会に出席してきました

静岡大学の研究戦略機構が主催する「若手研究者のための異分野交流会2025」に出席しました。こちらの交流会は第一三共株式会社による「はばたく次世代応援寄付プログラム」の一環です。今回は藤枝フィールドを拠点とした教育研究の異分野展開に関してご提案させていただきました。発表に使った資料には公開可能な情報しかなかったので貼っておきます。

静岡大学でのA0ポスター印刷は初めてだったので、富永先生[X]に印刷方法を教えていただきました!

人工気象機が搬入されました

東北大学で使用していた人工気象機の移設を行っていただきました。移設作業に携わっていただいた、日本医化さま、池田理化さま、理科研さま、そして雨の中搬入作業を担っていただいたライフメイド静岡さま、大変ありがとうございました。つり上げから搬入作業までスピーディーでかっこよいです。

南アルプスフィールドの視察に同行しました

静岡大学農学部地域フィールド科学教育センター森林生態系部門の南アルプスフィールドに行ってきました。藤枝フィールドから1時間ほどの川根町で4駆に乗換え、さらに山道を1時間ほど登ったところにあります。今回は学部長や事務長が視察に伺うとのことで、せっかくだからとお声がけいただき、伺ってきました。標高1400 mに静岡大学の宿泊可能な拠点がありまして、そこから演習林を使った実習をしているとのことです。普段と違うフィールドで特別授業を受けさせていただき、とっても楽しかったです。ゼミ合宿とかでも利用したいところですね。

着任報告と自己紹介

2025年4月1日より静岡大学農学部生物資源科学科に着任しました。番場 大 (ばんば まさる) と申します。

自己紹介も兼ねて、初投稿です。
生まれと育ちは神奈川県川崎市。出身は千葉大学理学部生物学科。
植物進化の研究室で学位 (理学博士) を頂きました (指導教官: 土松隆志 (現東京大学))。
博士論文は「ミヤコグサに共生する根粒菌の進化とそのインパクト」。日本中に自生するミヤコグサより根粒菌を集め、ゲノムや表現型の解析を行いました。

学位取得後は東北大学生命科学研究科の佐藤修正先生の研究室でお世話になりました。東北大では微生物群集の研究を中心に、植物ゲノムのアセンブル、比較ゲノム、エピジェネティクス、集団ゲノム解析など多岐にわたる解析に携わり、また、圃場を活用して大規模に植物を生育させて表現型や根微生物群集を比較するような研究を行っていました。最近ではデータ駆動型の研究の比重が高まっていました。

そして、静大では農場を活用する機会を頂けたので、様々な研究を展開できると思いワクワクしています。
これからは学生たちとも一緒に楽しく頑張っていきたいと思いますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

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