精密パワーメカトロニクス研究室

当研究室では,機械工学科にありながら電気で動くモータの研究を行っています.
2020年度には「浜松次世代パワーメカトロニクス研究所」を立ち上げ,企業との共同研究を加速させます.

今後,自動車はガソリンエンジンからモータを主としたハイブリッド化・電気駆動化が進みます.自動車以外にも,バイク,ドローン,さらには建機までモータの応用は急速に拡大しています.モータはスイッチオンすると回る簡単な機械,機械科だからモータを知らなくていい,モータは電気科がやればいい...そう思っている人が大多数ですが,いやいやどうして.

  • モータ理論習得に必要な基礎知識:電磁気学,数値計算,線形代数,微分積分
  • コイルや鉄心からの発熱と放熱を考慮した設計:伝熱工学・熱力学
  • 回転子の危険速度や運動計測:機械力学,計測工学
  • モータに使用する材料(シャフト,軸受,etc)選定や強度設計:材料力学,機械材料
  • フレームを含む全体の設計,図面作成,組立て:製図,機械要素設計,3D-CAD
  • 電流・速度制御,磁気浮上制御電気電子工学(静大機械科必修,機械力学,制御工学
  • 冷却用ファンの設計や流体機械への応用:流体力学

よくよく考えると機械工学科の必修講義だらけですね!静岡大学の機械工学科では電気電子工学を必修とし,電気のわかるメカ屋の卵の育成を目指しています.自分でモータの設計・組立て,プログラミング・制御,計測・性能評価まで一連のものづくりを体験して,スキルアップを目指したい人は,ぜひ一度見学に来てください!

 

【磁気浮上ベアリングレスモータの研究】

当研究室では,軸受を使用せず,磁気力により回転子を非接触で磁気浮上させる磁気軸受ベアリングレスモータの研究を行っています.ちょっと古いですが,2016年に静大TVに製作していただいた動画もご覧ください.