関連企業と共同で,新たな物資輸送手段として着目されている大型ドローン用モータの研究を行っています.ベンチマークとなる2種類のモータ(小野塚精機モータ,Tモータ)を,テストベンチに取り付け,モータ性能,効率マップを実験により取得します.また,実際にドローンを飛ばして,飛行中のモータ電流,速度データを取得し,モータがどの動作点(トルク,速度)を推移しているかを効率マップに重ねることで,モータ定格点を同定します.ドローンには,モータ以外にもESC(Electric Speed Controllerと呼ばれるモータドライバ)も搭載されますが,このESCの効率とレスポンス評価も行っています.これらのデータを用いて,ドローンとして最適なモータ,ESCの設計指針を見出し,現在,新しいモータの設計をしています.下の写真は小野塚精機社のモータとESCの写真です.
これらを使った実際のドローン飛行の様子がこちら↓です.