ブログリレー
化学科 大吉崇文
理学部、理学専攻の皆さん
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生の皆さんも含め、順調に在宅授業は開始できましたか?私は化学科の教務委員をしております、大吉と申します。教務委員はなにをするかといいますと、まず4月のガイダンスのときに皆さんに授業などについて説明することから始まります。ですが、多くの学科やコースがそうだったように、今回のガイダンスでは授業に関する十分な説明もできなく、大変申し訳なく思っております。また、ガイダンスの際に配られた資料に書かれている日程が変更になっていたり、未だ確定していないものもあり、戸惑っている学生さんも多くいることと思います。そのような学生さんに少しでも力になれればということで当サイトが作成されたので、ぜひ活用してもらえればと思います。随時情報は更新されますので、今後の大学の方針や予定などをチェックしてください。また、化学科だけでなく多くの学科では本来実験など、座学だけではない講義がたくさんありますが、今のところそれらを実施できていません。4年生以上の学生さんは研究室での研究活動ができなく、非常に残念に思っていることと思います。皆さんと同様に、我々教員も皆さんと一緒に講義や実験、研究活動を再開できるのを楽しみにしているので、それまでご自身の健康に気をつけて、ご自宅で時間を過ごしてください。
といっても屋外はとてもいい季節、5月になりました。本来でしたら、私はこのGWを利用して母方の実家である佐渡島に田植えの手伝いに行く予定でした。GWの後半に田植えをすると、稲刈りは自動的に9月のシルバーウィークの時期になるので、田植えは手伝えませんでしたが稲刈りは手伝いにいければと願っているところです。佐渡島は、新潟県内の他の地域ほどではないですが、冬になるとそれなりに雪が積もります。そのため、冬は畑仕事ができなく、農家にとっては休みの期間になるわけです。まだ小学生だった私は、祖母に「雪を避けて、早くから作物を栽培できれば効率がよくなるのでは?」と言ったことがあります。しかし、祖母がいうには、雪が積もった土をそのままいじらず、じっとしておいた方がその年の作柄がよくなるとのことでした。このような様々な佐渡島での体験から私は自然科学に興味をもって、今は化学の視点からDNAを研究しています。皆さんも今はじっと耐えている時期で大変かもしれませんが、過ごし方次第ではこれからのみなさんの成長につながるかもしれません。そのためにも今の時間をうまく利用してみてください。