ブログリレー(徳元俊伸)

ブログリレー

生物科学科 徳元俊伸

元気が出る話ということで、皆さんの先輩方である静大OBが如何に活躍しているかという事を紹介させていただきます。私が学科長の際に学科紹介の中で静大菌という言葉を紹介させていただきました。実際に私が基礎生物学研究所で博士課程の学生として過ごしていた時に言われた言葉です。全国に蔓延る静大菌という意味です。大学教員、研究者として静大出身者が多い印象だということで生まれた言葉ですね。そこで身近な例で私の研究室出身者の実例を出すと私の研究室の最初の学生である堀口君は現在、浜松医科大学の機器センターで多くの機器の管理をしており、共同利用を支える重要な立場にいます。宮君は東京医科歯科大学の講師になり、ゲノム解析の分野で活躍中です。栗田君は九州大学の助教に採用され水産養殖関係の研究を進めています(静岡大学案内に彼の一言が載っています)。さらに2年前私の研究室で学位を取得した宮嵜君はこの4月に京都大学医学部に助教として採用されました。精子幹細胞の研究を行っているそうです。この他、先輩、後輩を含め紹介しきれない方々が全国で活躍されています。このように認められる人材が多いというのは何故でしょうか。私は多くの時間と力をかけている実験実習と理学部の自由な雰囲気にあると思っています。私が知っている範囲ということで生物科学科の学生向けの内容になっていますが、他学科のOBも似た状況にあると思います。皆さんもこの状況下で今できる最良の事は何か良く考えて、日々の時間を無駄にしないよう過ごし、将来は静大菌の仲間になれるよう頑張って下さい。


私の同級生達です。当時は一学年30名でしたがその内、これだけのメンバーが全国で頑張っています。