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地球科学科 久保篤史
私は、主に沿岸海域における炭素・窒素・リン・ケイ素循環研究を行っています。研究の話はそのうち皆様の前でできると思うので、今回は私的行ってよかった旅行先ベスト3を挙げたいと思います。どこにも行けずに辛い日々だからこそ、旅行の計画を立てましょう。
- 第3位 屋久島
- 屋久島は鹿児島県の約60 km南に位置する縄文杉で有名な場所です。鹿児島から飛行機でも行けますが、おすすめはフェリー「はいびすかす」です。飛行機なら1時間、高速船なら3時間で行けるところを13時間かけていくことができます(種子島で一泊)。のんびりと海を眺める贅沢な時間を味わえます。屋久島では宮之浦岳に登り縄文杉を見るのもいいですが、白谷雲水峡もおすすめです。綺麗な渓流や多くの苔を見ることができます。雨が降っていても綺麗で楽しいと思える場所です。また、屋久島は一周130 kmです。レンタサイクルで一周することも可能です。もし、自転車で一周しようと思う人は時計回りに周ってください。もし、反時計回りに出発すると緩やかな登りを延々と登ることになってしまいます。屋久島の農産品を扱っている「ぽんたん館」にも行ってみてください。是非、タンカンを味わってみてください。ポンカンとオレンジの交配種で、とても甘く柑橘好きにはたまらない味わいです。
- 第2位 チリ
- チリは南米に細長く4300 kmあります。南側では氷河を、北側では広大な大地・砂漠を楽しむことができます。氷河は複数年にわたって氷や雪が堆積し、万年雪が圧縮されてできます。Glacier Blueは海外に行かないと見られない景色です。パタゴニア地方に行くときは、パイネ国立公園、ロスグラシアレス国立公園など多くの見どころがあるので時間をかけてゆっくりと回ることをおすすめします。有名な観光地であるにも関わらず、日本人がほとんどいませんでした。また、北にはアタカマ砂漠が広がっています。世界で最も降水量の少ない地域として有名です。パタゴニアとは違い、一面茶色の景色を見ることができます。サンペドロデアタカマには、ボリビアのウユニから来た、もしくはウユニに向かう人が多くいます。ウユニ塩湖に向かう際はウユニ⇒アタカマの順で訪れることをおススメします。ボリビアでは延々と未舗装道路を走ります。チリに入国した直後に現れるコンクリート舗装された道路をみて涙を流すこと間違いなしです。
- 第1位 ベトナム
- 1位はベトナムです。特に、おすすめはハノイのチャンアンです。ベトナムではハロン湾やメコン川が有名ですが、断然チャンアン推しです。チャンアンでは手漕ぎボートにのって渓谷や洞窟を周ります。2014年に世界遺産に登録されたばかりで、観光客が少なくとても静かな空間でした。また、ベトナムはなんといってもご飯が美味しいです。フォー、バインセオ、バインミー、バインコットなど日本人好みの物が多くあります。ホーチミンとハノイで味付けも異なり違いを楽しむのも良いと思います。東南アジアの国々はご当地ビールもたくさんあります。シンハ、ビアラオ、タイガー、プノンペン、ミャンマーなどどれも蒸し暑い東南アジアにぴったりの味です。ベトナムでも333、ハノイ、サイゴン、ラルーなどの種類があり、どれも美味しいです(333推しです)。是非、20歳を超えてから旅行に行く際は現地のお酒も楽しみの一つに加えてみてください。
私の次の旅行先は、メキシコが第一候補です。昨年、テキーラマエストロという資格を取り、テキーラの勉強中です。現地で日本では手に入らない色々なテキーラを飲んでみたいと思っています。大学生時代は勉強以外にも多くのことに時間を使うことができます。皆さまが自分の好きなことを見つけてそれに情熱を注げる4年間になることを願っています(勉強もしてね)。今は今後の楽しい大学生活における準備時間だと思い、色々なことを調べて何をしようかじっくりと考えてみてください。次は、旅行先で食べた美味しいもの・美味しくないものベスト3を紹介したいと思います。