日常的な症状の対処方法

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日常的な症状に対して

頭痛、めまい、腹痛、下痢・・・などは日常的によくみられる症状ですが、その原因や発症のメカニズムは多岐におよびます。
たとえば、頭痛は、原因別に幾種類ものタイプに分類されますが、多くの場合筋緊張から起こる一過性のもので、原因を解消するか頭痛薬を飲むことで改善します。また、思春期の若者に多い起立性調節障害(起立性低血圧)でも頭痛やめまいなどの症状が出ます。しかし、頭痛の種類によっては生命に関わる疾患が隠れている場合があります。
また、咳は、風邪症状である場合や咳喘息などが原因の場合がありますが、咳が続く場合「ただの咳だから」と放置していると重大な病気が隠れていることもあります。同じ症状でも原因によって対応が異なるため、気になる症状があれば、症状が悪化するまで我慢せず、早めに医療機関を受診するか、保健センターに相談するようにしましょう。

体調不良時にみられる日常的な症状
発熱、頭痛、咳、痰、めまい、貧血、腹痛、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、不眠、生理痛など

症状を自覚したら・・

学内で体調が悪くなったときや、上記のような症状が出現して不安を感じるときは、保健センターにご相談ください。センターにいる内科医師や看護スタッフがご対応いたします。
保健センターでは外部医療機関のご案内もしております。診療所やクリニックで診てもらいたいけれど、何科を受診すればいいのか分からない場合も、症状にあった専門医あるいは大学や下宿付近のクリニックをご紹介します。

*外部医療機関受診の際の注意点*

・医療機関を受診する際は、「どのような症状が」、「いつから」、「どのような経過をとったか」、「どんな薬(薬品名も)を飲んだのか」を報告できるようにしましょう。

・お薬手帳や保険証(マイナンバーカード)も忘れずに持参してください。

 

慢性的に症状が続くときは・・・

頭痛、めまい、貧血、動悸、花粉症、喘息、重い生理痛など、慢性的に症状が続く場合は、専門の医療機関で適切な治療を受けることで症状が改善することが多いです。また、発症しやすい条件や症状の抑え方を把握し、適切に薬を使用し症状をコントロールするなど、日常の中で自分なりの対策を持つことも大切です。
長期にわたる症状で悩んだり困っている方は、遠慮なく保健センターにご相談ください。

 

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