当研究室について

 毎日何気なく口にする食物ですが、私たちが健康であり続けるためには欠かせないものです。しかし、摂取する食事に問題があれば、肥満やさまざまな疾病を生じます。単純に必要なエネルギー量を満たすだけでなく、栄養成分や食品成分には私たちにさまざまな貢献をもたらしているため、摂取する栄養成分や食品成分の生理学的機能を詳細に理解することが必要です。 食品栄養化学研究室・食品生命科学研究室では、食品中に含まれる栄養成分や食品成分が消化管を通じて引き起こすさまざまな生理作用について実験動物や細胞を用いて探求しています。消化管は私たちが口した食物中に含まれる成分が消化され、吸収される場であるとともに、異物や細菌の侵入を防ぐバリアとしても機能しています。これらの消化管を通じて栄養成分や食品成分が引き起こす生理作用に興味がある方は是非私たちの研究室に訪れてみてください。また、共同研究をお考えの企業の方はご連絡いただければと思っております。

 

Topics

(2024年度)

  • 大腸発酵におけるビタミンB12の重要性を示した研究が論文 (J Nutr Sci Vitaminol. 2024; 70: 139-149)になりました。(2024/04)
  • 2024年度科研費 西村直道(基盤研究B、新規)、日野真吾(基盤研究C、継続)、加藤主税(若手研究、継続)(2024/04)

(2023年度)