The 54th JPS (Japan Peptide Symposium) ポスター賞を受賞して

学会名 第54回ペプチド討論会
会場 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス
期間 2017年11月20~22日
演者 ○今井智之, 佐藤浩平, 間瀬暢之, 鳴海哲夫
タイトル Development of Novel Amyloid β Peptide-binding Compounds Based on the Alkene-to-Amide Isosteric Switch Strategy

久しぶりのポスター発表を私 (今井) は大阪の地でさせて頂き、JPSポスター賞(「JPS ポスター賞」は日本のペプチド研究分野における若手研究者の研究を推進・奨励するため制定された、日本ペプチド学会が授与する賞です。 引用先: 日本ペプチド学会HP)を受賞しました。本受賞に際し、このような晴れ舞台に導いてくださった鳴海哲夫先生をはじめ、渡辺修治先生、間瀬暢之先生、佐藤浩平先生に深く感謝申し上げます。また今回、ペプチド学会奨励賞を受賞された鳴海先生とともに鳴海研W受賞という場に立てたことを非常に光栄に思います。本研究はフルオロアルケン骨格とアミド結合の等価性に着目した新規アミロイドイメージング剤の開発について発表しましたが、多くの先生方、企業、学生の方に聞きに来て頂き、私自身大変勉強になる発表時間でした。多くのご質問・ご指摘をして頂きこの場を借りて感謝申し上げます。

さて、見た目と裏腹に謙虚の塊のようなことを先述させて頂きましたが、率直に今回の受賞で最も印象に残ったことは、受賞者の名前が呼ばれた時に所属研究室の学生たちが私よりも先に大声をあげて喜んでくれたことです。今回の受賞は私1人の力で無く、日頃共に研究している先輩、同期、後輩たち皆が親身にお互いを支えあっているからこそ頂けた賞であると思います。皆で切磋琢磨し、己の好奇心を具現化していける環境で大学院生活を送れたことは一生の思い出です。今回の受賞を励みに、今後も研究に邁進したいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。