環境社会学事典(2023年・丸善出版)
富田は編集委員(第8章担当)として全体の編集に関与したほか、2つの中項目(見開き2ページ分の分量)の執筆(「自然再生による地域再生」・「市民参加型調査」)を行いました。環境社会学会30周年を記念して発刊されており、これま...
富田は編集委員(第8章担当)として全体の編集に関与したほか、2つの中項目(見開き2ページ分の分量)の執筆(「自然再生による地域再生」・「市民参加型調査」)を行いました。環境社会学会30周年を記念して発刊されており、これま...
富田は第12章の「 Process of Making Use of Narratives to Actualize Local Knowledge for Effective and Appropriate Appli...
福井県美浜町・若狭町で富田も参画して行われた『昔の水辺の風景画』募集で集まった絵を使った絵本が総合地球環境学研究所の研究成果として発行されました。これまで集まった絵は『みんなの三方五湖マップ』で公開され、富田もその内容を...
駿河湾サクラエビ漁業の不漁問題を事例に、気候変動問題のもつ「遠さ」について,知識の扱われ方に着目して分析を行った論文です。視認したり知覚しにくい環境問題を、「科学知」だけで扱うと、どうしても「遠い」問題になって、問題解決...
富田が2009年より関わっている福井県三方五湖の『「昔の水辺の風景画」募集』の取り組みや内容について分析し、自然に対する多様な価値づけの調査手法の論文を、現地のNGOである「ハスプロジェクト推進協議会」と、生態学者の吉田...
従来型の「脱・欠如モデル」的な科学技術コミュニケーションのあり方について、自然再生事業の事例から問題設定自体を問い直す可能性を含めた「聴く」という行為を基軸とした新しい科学技術コミュニケーションについて明らかにした論文で...
富田は第10章「どうすれば自然に対する多様な価値を環境保全に活かせるのか:宮崎県綾町の「人と自然のふれあい調査」にみる地域固有の価値の掘り起こしが環境保全に果たす役割」を執筆しました。2013年の『なぜ環境保全はうまくい...
自然再生事業が、合意形成プロセスにおいて多様な価値に直面した事例を取り上げて、そこで生じる問題について考察し、野生生物と社会をめぐる環境ガバナンスのあり方や社会科学的な調査研究の有効性を明らかにした論文です。 この論文は...
富田の単著です。「望ましい自然再生はどのようなものだろうか?」という問いに対して、茨城県霞ヶ浦や佐賀県アザメの瀬の自然再生事業の事例研究を行い、生態系サービスを切り口に、復元(Restoration)ではなく、<再生>(...
富田は第一章の「なぜ順応的管理はうまくいかないのか:自然再生事業における順応的管理の「失敗」から考える」を執筆しました。順応的管理の教訓を踏まえた「順応的ガバナンス」について考える学術的契機となった本です。 出版社による...