
理念
声は森に宿り、環となり、和を紡ぐ。
Voices dwell in the forest, form a circle, and weave harmony.
「わ」の三義
「わりんけん」の「わ」には、三つの意味が重なっています。

地域に生きる人々の声を丁寧に聴き、記録・保存する。話林研の活動そのもの。「言+舌」——声で語ることから始まる。
語り手と聞き手が生む温かな場。世代・地域・文化を超えた共感と対話。声を聴くことは、相手を尊重することから生まれる。
語る→聞く→書く→また語られる。声は記録となり、再び誰かの語りとして生まれ直す。人と人、世代と世代をつなぐ環。
理念
私たちは、地域の人々が長い時間をかけて育んできた語り・記憶・文化を、丁寧に「聞き書き」することを通じて記録・保存・継承します。
「わりんけん」の「わ」には三つの意味が重なっています。話(はなし)——声で語り、聴くこと。和(やわらぎ)——語り手と聞き手の間に生まれる対話と共感。環・輪(わ)——語る→聞く→書く→また語られるという、声の循環と継承。
林(りん)は「木と木が響き合う森」。声が重なり、互いに共鳴する場所です。研究所はその森の中に静かに立ち、地域の声が絶えず環として巡り続けるよう、記録と対話を続けていきます。
話林研の強み
地域性 — 地域に根ざした文化の記録
聞き書きによる方言・生活文化・昔話・農耕伝承の記録。地域住民との協働による文化資源の再発見と次世代への継承。
国際性 — 越境する語りの力
中国・カナダ・東南アジアでの聞き書き調査。外国人住民の語りを通じた多文化理解。国際的な無形文化遺産の比較研究と多言語発信。
学際性 — 多分野の知見を融合
言語学・文学・歴史学・農学・教育学・福祉学・民俗学の研究者が連携。学術と実践の架け橋となる協働体制。
多彩なテーマ — 語りの広がり
昔話・皮影戯・先住民語・日本庭園の語り・農耕伝承・食文化(静岡おでん等)まで、多様な語りのかたちに向き合う。
将来性 — 文化の記録・保存・継承
聞き書きデータの体系的収集とデジタルアーカイブ構築。多言語・多文化アーカイブによる国際的な文化発信。若手研究者・学生・地域住民による継承活動の支援。教育・観光・地域振興・福祉への応用。
研究所概要
| 名称 | 聞き書き・語りの森研究所(話林研) Center for Community Storytelling and Oral Documentation(CCSOD) |
|---|---|
| 略称 | わりんけん WARIN-KEN |
| 所属 | 静岡大学 |
| 設立 | 2025年10月1日 |
| 目的 | 地域の語り・口承・無形文化遺産を聞き書きにより記録・保存・継承し、地域と世代をつなぐ研究・実践活動を行う。 |
| 活動地域 | 静岡県を中心に、国内外の地域コミュニティと連携 |
| ウェブサイト | https://wwp.shizuoka.ac.jp/warinken/ |