メンバー
話林研は、言語学・文学・歴史学・農学・教育学・福祉学など多分野の研究者が連携する学際的な研究所です。各メンバーの詳細な研究業績は、氏名のリンクよりご覧ください。
所長
| 氏名 | 所属・肩書 | 専門分野 | 話林研における役割 |
|---|---|---|---|
| 張 盛開(ZHANG Shengkai) | 静岡大学 人文社会科学部 教授 | 中国言語学・記述言語学・漢語方言 | 所長。中国平江の口承文化・方言研究を基盤に、研究所全体の総合監修・国際発信・文化資源活用の戦略設計を担う。 |
研究員(静岡大学)
| 氏名 | 所属・肩書 | 専門分野 | 話林研における役割 |
|---|---|---|---|
| 堀 博文(HORI Hirofumi) | 人文社会科学部 教授 | 言語学・日本語学 | 言語学的手法による地域方言・口頭伝承の記録・分析。聞き書きデータの構造化と教材化を担う。 |
| 大槻 知世(OTSUKI Tomoyo) | 人文社会科学部 講師 | 日本言語学・方言学 | 消滅危機方言の記録・コーパス化。協働型フィールドワークによる地域語りの継承支援。井川地区など静岡県内での実践を牽引。 |
| 南 富鎭(NAM Bujin) | 人文社会科学部 教授 | 文学・比較文学 | 伊豆文学・北海道文学・在日文学など地域風土に根ざした文学伝承の研究。多文化共生の視点から語りの教育実践を担う。 |
| 原 瑠璃彦(HARA Rurihiko) | 人文社会科学部 准教授 | 文学・デジタルアーカイブ | 日本庭園・舞台芸術のデジタルアーカイブ手法を語り研究に応用。語り空間の文化資源化・多言語国際発信を担う。 |
| 堀江 秀史(HORIE Hidefumi) | 人文社会科学部 教授 | 文学・表象文化論 | 語りの表象・物語論的分析と理論化。教育現場への語り教材の導入・応用を担う。 |
| 松本 和明(MATSUMOTO Kazuaki) | 人文社会科学部 教授 | 歴史学・地域史 | 歴史資料と語りの照合・検証による地域史の再構築。地域連携の窓口として自治体・住民との関係構築を担う。 |
| 松本 和浩(MATSUMOTO Kazuhiro) | 農学部 教授 | 農学・園芸科学 | 農業現場での聞き書き実践。農耕伝承・在来作物の語りを記録し、地域ブランド化・6次産業化への応用を担う。 |
| 内山 智尋(UCHIYAMA Chihiro) | 学術院融合・グローバル領域 准教授 | 地域福祉・国際協力 | 外国人住民の語りの聞き書き・多文化共生の実践研究。フィールドワーク型教育プログラムの設計と地域連携を担う。 |
研究員(学外)
| 氏名 | 所属・肩書 | 専門分野 | 話林研における役割 |
|---|---|---|---|
| 谷口 ジョイ(TANIGUCHI Joy) | 静岡理工科大学 教授 | 社会言語学・危機言語 | 南アルプス・井川地区など消滅危機方言の記録・保存・継承。メディアを活用した方言文化の社会発信を担う。 |
| 名倉 仁美(NAGURA Hitomi) | 常葉大学(非常勤講師) | 中国言語学 | 日本語教育と地域語りの実践。地域方言・口頭伝承の記録と教材化を担う。 |
| 劉 淼(LIU Miao) | 沖縄国際大学 講師 | 中国言語学 | 中国語圏の語り・方言の記録と比較分析。語りの多言語的・国際的展開を担う。 |
| 黄 海萍(HUANG Haiping) | 慶應義塾大学 助教 | 言語社会学・コーパス言語学 | 日本の諸方言を含む語りデータの多言語処理・コーパス構築。語りの国際的発信と比較研究を担う。 |
| 鈴木 暹(SUZUKI Susumu) | 伊豆昔語りの会 代表 | 口承文芸・昔話 | 伊豆地域の昔話・語りの第一線の担い手。地元語り手との橋渡し役として、地域ネットワーク構築と語り文化の継承を担う。 |
所長メッセージ
聞き書き・語りの森研究所(話林研)は、言語・文化・記憶をめぐる営みを通して、人と人、地域と世界をつなぐ知の拠点として活動しています。
現代社会は、多様化・複雑化が進み、文化や価値観の違いが顕在化する一方で、それらを理解し、共に生きるための「ことば」と「語り」の重要性がますます高まっています。静岡大学が掲げる理念のもと、私たちは知を通じて未来を切り拓く責任を担っています。
本研究所では、方言や無形文化遺産、地域に息づく語りの実践を重視し、それらを記録・分析・発信することで、文化の継承と新たな創造を目指しています。とりわけ、地域社会との協働や国際的な文化交流を通じて、多文化共生の実現に寄与することを重要な使命としています。
また、研究と教育、そして社会貢献を有機的に結びつけることで、学生・研究者・地域の方々が共に学び合い、新たな価値を創出する場を育んでいきます。語りの現場に寄り添いながら、その声を未来へとつなぐことこそが、私たちの役割であると考えています。
話林研は、これからも「語り」を軸に、多様な人々と協働しながら、地域と世界を結ぶ架け橋として歩み続けます。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年4月
静岡大学 聞き書き・語りの森研究所(話林研)
所長 張盛開(静岡大学人文社会科学部、教授)