新4年生向け研究室案内

研究室案内

4年生のセミナーでは今まで学んできた数学を基礎として,おもに微分方程式理論の基礎を学びます。基礎の上に基礎を積み重ねる作業なので,ともすれば「まだ基礎なのか」と心が折れそうになってしまうかもしれません。しかし,毎週数時間,指導教員と1対1で議論することで数学の魅力や深さに改めて気づくことでしょうし,セミナーの準備や発表を通して「主体的に数学をしている」気分を味わうことができます。3年生までに学んできた数学は座学が中心でありどちらかと言えば「受動的」あるいは「教えてもらうもの」だったかもしれません。それに対して4年生のセミナーではわからないところを自ら積極的に調べる・考えるなどして,主体的に数学を体験します。この点が今までの講義とセミナーとの大きな違いであり,セミナーの最も魅力的な点です。主役は学生です。指導教員はセミナーを通して指導しますが,それは学生の主体性を補助,確立することが目的です。

当研究室ではセミナーで使用するテキストとして

などが候補となります。これらのテキストにざっと目を通してみれば,当研究室でどのようなセミナーが行われるのか,またどのような研究が行われるのか,そのイメージがつかめると思います。もちろん,学生の学力や興味に応じてテキストを決めます(上記以外のテキストでももちろんO.K.)。

私自身は変分法や変分解析と呼ばれる分野を専門としています。変分問題の立場から非線形楕円型偏微分方程式やハミルトン系の可解性や解の一意性,多重性,挙動などを研究しています。変分法についてはこちらも参考にしてください。工学部ではものづくりを基盤として人材育成に取り組んでいますが,当研究室では理論をつくります

より詳しく話を聞きたい学生は気軽に研究室に足を運んでください。ただし,事前にe-mailでアポイントを取った方が無駄足をせずに済みます。連絡先はこちら

注意点:
数学の7研究室(赤堀研,足達研,菊地研,関根研,中島研,藤嶋研,星賀研)では1研究室当たり最大1名の配属が可能です。数学の研究室を希望する学生は学生同士で話し合って上手に分散するようにしてください。