3年次後期科目「システム工学セミナー入門」について

「システム工学セミナー入門」について

シラバスに一通りの説明がありますが,システム工学セミナー入門は専門領域の奥深さに触れると共に,卒業研究の内容を適切に伝えるために必要な学術論文の書き方を修得することが目的です。しかし,数学では卒業研究の時点でオリジナルの結果を学術論文としてまとめることは稀なので,当研究室におけるシステム工学セミナー入門では数学の奥深さに触れることに重きを置き,専門知識の習得を目指します。特に数理システム工学科には授業科目として存在しない位相や集合論,あるいは関数解析の初歩について理解を深めます。これらのトピックスを通して数学の奥深さに触れると同時に4年次のセミナーへの橋渡しをします。

具体的には上記のトピックスに関連するテキストをひとつ決め(選定にあたっては学生の興味や学力を最大限考慮します),毎週テキストの内容を発表してもらいます。ただ漫然とテキストに書いてあることを黒板に写すのではなく,行間を埋め,論点を整理し,堂々とかつ理路整然と発表をしてもらいます。もちろん最初はうまくできなくて当たり前です。まだ皆さんは人前で話すことに慣れていないでしょうから緊張もするでしょう。半年間のシステム工学セミナー入門を通して緊張とうまく付き合うことを覚え,さらに「発表内容を準備する」とはどういうことなのかを理解してもらいたいと思います。

注意点:
数学の7研究室(赤堀研,足達研,菊地研,関根研,中島研,藤嶋研,星賀研)では1研究室当たり最大1名の配属が可能です。数学の研究室を希望する学生は学生同士で話し合って上手に分散するようにしてください。どの研究室に配属されても合同でセミナー入門を行うことになると思います。また,4年次の卒研配属で改めて研究室を選ぶことができます。