3年次後期科目「システム工学セミナー入門」について

「システム工学セミナー入門」について

シラバスに一通りの説明がありますが,システム工学セミナー入門では事前に3つの研究室への配属を行い,配属された各研究室に5週ずつ訪問し,研究室で扱われている専門領域について,セミナー(文献調査,プレゼンテーション,研究内容に関する演習など)を行います。配属された研究室で扱われている専門領域の奥深さに触れると共に,自身の研究の方向付けを模索することが目標です。当研究室におけるシステム工学セミナー入門では専門知識の習得を目指します。特に数理システム工学科には授業科目として存在しない位相や集合論,あるいは関数解析の初歩について理解を深めます。これらのトピックスを通して数学を楽しむと同時に4年次のセミナーへの橋渡しをします。

具体的には上記のトピックスに関連するテキスト(あるいは論文)をひとつ決め(選定にあたっては学生の興味や学力を最大限考慮します),毎週テキストの内容を発表してもらいます。ただ漫然とテキストに書いてあることを黒板に写すのではなく,行間を埋め,論点を整理し,堂々とかつ理路整然と発表をしてもらいます。もちろん最初はうまくできなくて当たり前です。まだ皆さんは人前で話すことに慣れていないでしょうから緊張もするでしょう。ここでのプレゼンテーションを通して緊張とうまく付き合うことを覚え,さらに「発表内容を準備する」とはどういうことなのかを理解してもらいたいと思います。