plainTeX

Tips for plainTeX

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図を取り込む

プリアンブルに\input epsf.texと打ち込めば図を取り込むことができます。あとは図を挿入したい箇所で\epsfbox{filename.eps}とすれば図が出ます。図の大きさは\epsfxsize(幅)や\epsfysize(高さ)で変更できます(例:\epsfxsize = 4in)。

文字に色をつける

プリアンブルに\input colordviと打ち込めば文字に色をつけることができます。背景色は\background{ColorName}です。あらかじめ定義されている色は次の68色です。

predefined colors
命令 命令
■■■ \GreenYellow ■■■ \Yellow
■■■ \Goldenrod ■■■ \Dandelion
■■■ \Apricot ■■■ \Peach
■■■ \Melon ■■■ \YellowOrange
■■■ \Orange ■■■ \BurntOrange
■■■ \Bittersweet ■■■ \RedOrange
■■■ \Mahogany ■■■ \Maroon
■■■ \BrickRed ■■■ \Red
■■■ \OrangeRed ■■■ \RubineRed
■■■ \WildStrawberry ■■■ \Salmon
■■■ \CarnationPink ■■■ \Magenta
■■■ \VioletRed ■■■ \Rhodamine
■■■ \Mulberry ■■■ \RedViolet
■■■ \Fuchsia ■■■ \Lavender
■■■ \Thistle ■■■ \Orchid
■■■ \DarkOrchid ■■■ \Purple
■■■ \Plum ■■■ \Violet
■■■ \RoyalPurple ■■■ \BlueViolet
■■■ \Periwinkle ■■■ \CadetBlue
■■■ \CornflowerBlue ■■■ \MidnightBlue
■■■ \NavyBlue ■■■ \RoyalBlue
■■■ \Blue ■■■ \Cerulean
■■■ \Cyan ■■■ \ProcessBlue
■■■ \SkyBlue ■■■ \Turquoise
■■■ \TealBlue ■■■ \Aquamarine
■■■ \BlueGreen ■■■ \Emerald
■■■ \JungleGreen ■■■ \SeaGreen
■■■ \Green ■■■ \ForestGreen
■■■ \PineGreen ■■■ \LimeGreen
■■■ \YellowGreen ■■■ \SpringGreen
■■■ \OliveGreen ■■■ \RawSienna
■■■ \Sepia ■■■ \Brown
■■■ \Tan ■■■ \Gray
■■■ \Black □□□ \White

なお,\input colordviにかえて\input blackdviと打ち込むと,すべてのカラー命令が無視され,B/Wに戻ります。モノクロで印刷するときに便利。

注意

  • ソースファイルに関して
    • colordviでは\eqalignnoが使えません。\eqalignは大丈夫です。理由および対策がわかる方,教えてください。
  • dvioutに関して
    • color specialsではページ独立性が破られることがあるようです。背景色などが思い通りに反映されない場合はdvispcで修正できます。dvispc(dviout のパッケージ(Ver.3.15以降)に付属)はcolor push/pop, backgroundなどのspecialsのページ独立性が守られるようにdviファイルを修正するプログラムです。
    • 当方の環境では\textColorName命令がdvioutに反映されません。dviファイルをpdfファイルに変換すると\textColorNameで色をつけた部分もしっかりと反映されているので,dviout側の問題だと思うのですが・・・。詳しい方,教えてください。