数理の構造

数理の構造(2単位)

お知らせ:
数理の構造は担当教員ごとに内容が変わりますので,詳細は各年度の担当教員に確認してください。

キーワード:
自然数,小数,分数,有理数,無理数,実数,集合,写像,順序関係,濃度,可算集合,数列,連続関数

授業の目標:

  1. 自然数を数学的に厳密に拡張しながら実数まで定義する。
  2. 集合と写像について,概念や性質について理解する。
  3. 集合の大きさを測る濃度を定義し,無限集合の諸性質について理解する。
  4. 数列の収束について学び,連続関数の定義,特にε-δ論法について理解する。

学習内容:
自然数や分数,小数,有理数,無理数,実数などの”数”について解説し,集合論の基礎を学ぶ。さらに集合の大きさを測る濃度を定義し,可算集合や非可算集合の諸性質について学ぶ。後半は数列の収束を用いて関数の連続性について厳密に定義する。

テキスト:
特になし

注意:
毎回予習及び復習を欠かさずに講義に出席すること。講義でわからないことがあったら数学の広場で質問すること。レポート作成についての注意事項(必読)

授業進捗状況: