国内で(輸入)麻疹感染の増加がみられます。

大学生世代の麻疹患者さんが多いこと、海外から帰国して発症し、そこからの拡大が各地で発生しています。
春休みからGWにかけ 海外旅行に行く学生も多いと思います。
出発前に り患歴(病院の確認済み)、予防接種歴を確認しましょう。

~東南アジア・バリ島旅行でのはしか感染が確認されています。~

2016年8月に発生した関西国際空港内事業所での麻疹集団発生
2016年8月千葉市幕張メッセ人気外国人アーティストのコンサートでの麻疹感染
2017年3月29日兵庫県明石市の20代男性がはしかに感染。男性が受診した病院来院者への感染拡大の恐れ
2017年3月8日山形県の自動車教習所で20代男性がはしか発症
続報『山形県の自動車教習所に通っていた10~20代の方々を中心に、麻疹の感染が発生。
 ・・・2017年3月31日現在で59名の本件に関係した感染が確認されています。
 ・・・この教習所には全国各地から合宿参加者が集まっていたこともあり、発症者は山形県外にも
 ・・・拡がっている状況です。
 ・・・麻疹は感染力は非常に強いため、今後、免疫力のない方々への感染の拡がりが心配です。
 ・・・感染拡大を防ぐためにも注意喚起を行うとともに、ワクチンの接種を勧めていきます。』
・・・・厚生労働省健康局結核感染症課長 あさコラムより~

【注意喚起:麻しんの流行】
フランス,ドイツ,イタリア,ポーランド,ルーマニア,スイス及びウクライナはヨーロッパ地域の麻しん流行国とされており,2017年1月よりイタリアでも流行が続いています。
ギニアでも注意喚起が出ています。

○外務省 海外安全ホームページ:

  http://www.anzen.mofa.go.jp/