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石原 進について

静岡大学学術院工学領域 教授 専門はコンピュータネットワーク、特にモバイル、センサ、車車間ネットワーク。

2019年7月3~5日に福島県磐梯熱海温泉で行われたDICOMO2019シンポジウムで、D1 加藤新良太君が下記の論文の発表で優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。

加藤新良太, 高井峰生, 石原進, 大規模な実働無線LANシステム評価のための仮想デバイス利用型無線LANエミュレータ, 情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム, 8C-3, pp. 1648 - 1656 (2019/7/5, ホテル華の湯, 福島県郡山市).

DICOMO2019シンポジウムの表彰のページ

今年10月にメキシコ、ロスカボスで行われるACM Mobicom 2019のデモセッションに、当研究室の無線LANエミュレーション技術の発表が採択されました。また、このエミュレーション技術に関する発表を来週行われるDICOMO2019で行う予定です。

  • Arata Kato, Mineo Takai, and Susumu Ishihara, Demo: Wireless LAN Emulator Using Wireless Network Tap Device for Testing a Vehicular Network System, ACM Mobicom 2019 (2019).
  • 加藤新良太, 高井峰生, 石原進, 大規模な実働無線LANシステム評価のための仮想デバイス利用型無線LANエミュレータ, 情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイ(DICOMO2019)シンポジウム, 8C-3, pp. 1648 - 1656 (2019).

 

元号代わりの10連休が明けまして、令和元年、石原研の新年度が本格始動です。

昨年度開始時にここに「2018年度始動!」と書いてから、もう1年たってしまいました。今年度は研究室メンバの大幅な入れ替わりがあり、卒研生中心の研究体制となりました。少数精鋭で新たな研究テーマに取り組んで参ります。

本年度より石原教員が代表を務めます科研費基盤研究(B)「広域低速度無線通信とDTNを用いたセキュアな緊急情報配信技術の実証的研究 」がスタートしました。災害時避難支援のための緊急情報の確実な配信方法を、他種の通信技術・車々間通信、通信可能性の予測、車両の移動を組み合わせて探っていきます。

戦略的情報通信研究開発事業(SCOPE)地域ICT振興型研究開発として委託されております研究課題「浮流型移動カメラと無線LAN映像伝送による 省力化下水管検査技術の研究開発」はフェーズIIの2年目(=最終年)となりました。実下水管での通信・撮影実証実験を中心として進めて、これまでの設計開発の成果を検証して参ります。

なお、石原教員は本年度より発足した電子情報通信学会センサネットワークとモバイルインテリジェンス研究会専門委員会の委員長を務めることになりました。研究室の活動に加え、新たな研究会の活動にもご注目ください。

卒研生の山下広仁君が、第81回情報処理学会全国大会での学生セッションでの発表で学生奨励賞を受賞しました。

受賞した発表の題目は以下の通りです。

  • 山下広仁, 石原進: 車々間通信を用いた協調型路上障害物回避のための分散車両制御方法の検討, 第81回情報処理学会全国大会, 6Y-06 (2019.3.16, 福岡大学七隈キャンパス, 福岡県福岡市).

同大会での受賞者一覧

石原教員が情報処理学会山下記念研究賞を受賞しました。

この賞は情報処理学会の研究会およびシンポジウム発表論文の特に優秀な論文の発表者に授与されるものです。今回の受賞対象となった発表論文は以下の通りです。

  • 石原進, 武居悠樹, 劉志, 前田拓磨, 澤野弘明: 下水管路検査用浮流型無線ネットワークカメラシステムの実現技術, 情報処理学会研究報告, 分散システムとマルチメディア通信研究会, vol.2017-DPS-172, No.4, pp.1-8 (2017/11/29, 山口県下関市, 海峡メッセ下関).

2018年度(平成30年度)山下記念研究賞受賞者一覧

石原研の2018年度が始動しました。

2018年4月1日付けで、石原教員が准教授から教授に昇任すると同時に数理システム工学科学科長を拝命しました。また、昨年度総務省より戦略的情報通信研究開発事業(SCOPE)地域ICT振興型研究開発として委託されております研究課題「浮流型移動カメラと無 線LAN映像伝送による 省力化下水管検査技術の研究開発」はフェーズIを終了し、選抜の結果、今年度よりフェーズIIに進行することが決定いたしました。この他、車々間アドホックネットワークを主たるテーマとした科学研究費補助金(基盤B、挑戦的萌芽)のプロジェクトも継続して進行中です。

今時点では卒研生は配属されておりませんが、新たなメンバーとともに研究・教育に邁進していくべく準備を着々と進めています。

今年度もよろしくお願いします。