「新型コロナウイルス感染症に係る対面授業実施時に遵守すべき事項」について

2020年6月8日以降の対面授業の一部開始にあたり、学生・研究スタッフ・教職員の安全を最大限確保するため、静岡大学全学における対面授業実施上の留意事項に加えて、理学部の教職員には、以下の感染防止措置の遵守を求めています。学生・研究スタッフの皆様におかれましても、これら感染防止措置へのご理解とご協力をお願い致します。

  • 「濃厚接触者」を出さない環境を整え、学生の登校時のリスクを回避する。
  • 対面式授業の受講生全員に新型コロナウイルスの感染を疑う症状(保健センター「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために/相談・受診の目安」をご参照下さい)がないことを確認する。県境をまたぐ移動の自粛、あるいは感染・体調不良により受講できない学生がいる場合には、その者に対して十分な教育指導の配慮をする。
  • 安全衛生委員が、感染防止等の安全策が不十分と判断した場合、ただちに改善に努めなければならない。

対面授業実施時の具体的な感染防止措置

「濃厚接触者」を出さない環境を整えるために、対面授業の実施時には以下の感染防止措置を徹底します。加えて各担当教員が必要と判断した感染防止措置を行います。学生・研究スタッフの皆様もご協力をお願い致します。

  • 手洗い、咳エチケット、うがい等の感染防止対策を日頃から継続的に実行する。
  • 風通しの悪い部屋は使用しない。
  • 棟全体や大教室での占有率は従来の収容人員の3分の1以下を目標にする。
  • 教員や生徒間の距離は2m空け、少なくとも手を伸ばして触れ合わない距離をとり(席を1つ空ける)、なるべく対面にならないよう席配置をする。これにあたり必要であれば教室を分ける。
  • 3密を避けるための実施計画と研究室利用スケジュールを構築する。例えば、滞在学生数の削減のために、午前と午後で交替作業を行う、あるいは曜日毎にローテーションで作業を実施するなどである。
  • 実験施設・設備の利用は時間、頻度とも最低限に留め、データ解析等は在宅で行う。
  • 受講生に体調管理を徹底させ、授業開始の際、体調不良者(風邪の症状がある者など)がいれば帰宅させる。
  • 担当教員が出席をとり、健康状態を確認する。
  • 登校前の検温を徹底する。
  • 登下校時、校内滞在時に人との距離が2m以上確保されない場面においては,すべての者がマスクを着用する。
  • 入棟、入室時や教育研究活動の前後に水と石けんによる手洗いか手指アルコール消毒をする。
  • 飛沫感染防止に必要と判断される場合、マイクを使用する。
  • 不要な会話は慎み、ディスカッションは可能な限り非対面で行う。
  • 少なくとも1時間に2回程度、ドアと窓を開放して換気する。
  • 研究室のドアノブ等、複数の人の手が触れる場所を必要に応じて消毒する。
  • 授業や実験で使用する機器、物品等は複数人での共用をできる限り回避する。必要に応じて共用する機器、物品等は使用後に都度必ず消毒する。
  • 接触感染防止のため、必要に応じて手袋を着用する。
  • 休憩スペースの利用にあたって、同時に利用する人数を減らし、対面で食事や会話をしないようにする。また休憩スペースは常時換気し、共有する物品(テーブル、椅子等)は定期的に消毒する。

更新履歴・備考

  • (2020年5月28日08時30分)初版公開。このガイドラインは、理学部等安全衛生管理委員会による「新型コロナウイルス感染症に係る対面授業実施時に遵守すべき事項」に基づいています。
  • (2020年6月3日18時00分)静岡県外にて待機されていた方に対して、登校を開始する前に静岡県内の下宿等において2週間待機をお願いしていましたが、静岡県による「静岡県に帰省・来訪される皆様へ」の更新に合わせ、この点を緩和しました。
  • (2021年9月24日17時00分)2021年度後期の授業の開講に関しては、本ガイドラインではなく、大学全体のガイドライン(参考:2021年8月19日版)を適用します。本ガイドラインの効力を停止します。