理学部長からのメッセージ (5月28日)

理学部・理学専攻では、新型コロナウイルス感染症拡大が懸念される中、実験・実習科目を含むすべての理学部・理学専攻開講の授業について、原則、対面式授業を避けて、シラバスに記載の内容を実施すること、ただし、対面式授業が必要不可欠な場合には、衛生管理を遵守できる場合のみ可能とする、という方針を4月に定め、授業を実施しております。

今般、全国で緊急事態宣言が解除され、静岡大学も6月8日(月)から「大学活動指針レベル」をレベル4からレベル3に引き下げることになりました。これにより、対面式授業が必要不可欠な場合には、衛生管理を遵守できる場合のみ可能とする、という理学部・理学専攻の方針をもとに、理学部の専門科目の一部で対面授業を実施することとしました。

残念ながら、すべての授業を同時期に一斉に対面式で実施を開始することは、登校時の感染リスク、理学部が管理する建物内の人の占有率等の衛生管理上の観点からとても難しいことなのだと理解をお願いします。その難しさのために、皆さんの希望には程遠い対応しかできないもどかしさがあります。

まずは、主に、他の授業に比べて感染リスク管理がしやすく、在籍中における学修の集大成という位置づけをもつためこの時点で対面開始が必要と判断した卒業研究、修士論文に係る教育研究活動から、研究室の衛生管理上の要件を満たすこと、研究室スタッフの体調管理を条件に、対面実施を開始することとしました。今後の状況の変化に応じた衛生管理上の観点を考慮しながら、その他の授業や試験、集中講義などの対面実施の可能性について検討していきます。その検討結果をこのHPで随時公開しますので確認してください。また、不安なことや困りごとがあれば、これまで同様、身近な教員に、もしくは質問箱へ、相談してください。

新年度の始まりからこれまで、外出自粛要請の中、在宅授業を行ってきました。この間、学生の皆さんや研究スタッフの皆さんには、思うような活動ができず、不便な思いをされてきたことと思います。今回、大学における教育研究活動を起因とする新型コロナウイルス感染症拡大という事態を招かずに済んだのも、皆さんの努力と工夫の結果だと思っており、ここに、これまでのご協力に感謝申し上げます。

これから新しい局面を迎えますが、「何より大切なのは命である」という基本的な考えは変わりません。新しい生活様式を取り入れ、これまでと同様にご協力、ご理解をいただきながら、皆さんとともに、新型コロナウイルス感染症に関するそれぞれの局面を乗り越えていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。