ようこそ符研究室へ 符研究室は機能性酸化物の開発を行っています。酸化物は超電導性、強磁性、強誘電性、焦電性、圧電性、電気光学特性、イオン伝導性、触媒等多くの機能を示しています。我々は独自の観点から、材料設計方針・新材料・新機能等の探索を行っ 続きを読む →
PMNリラクサーの巨大誘電率を解明 Pb(Mg1/3Nb2/3)(PMN) リラクサーは広範な温度領域にわたる巨大な誘電応答を示す。その起源は数十年の間に謎のままです。我々は東工大、大阪府立大との共同研究でその謎を解けました。電気分極の測定より、巨大な誘電 続きを読む →
空気コンデンサで結晶変形を超精密に測定 圧電体は、胎児・心臓病等のエコ検査、建物等の内部劣化の調査、超音波洗浄、漁群探知、原子位置の操作できる超精密位置制御、カメラ―の手振れ補正などに広く利用されている。圧電体に電圧を印加すると、結晶変形が生じる。例えば、時計 続きを読む →
温度依存性のない量子材料を発見 BaTiO3は,積層コンデンサなどに広く利用されているまたとでも有名な物質です。BaTiO3を利用する上で摂氏マイナス5℃だった構造相転移がデバイスの温度安定に大きな障害となます.我々はBaをCaに入れ換えることで量子相 続きを読む →
超高速光誘起相転二次元材料を予言 復旦大学張浩準教授らとの共同研究で、二次元材料MoTe2における光誘起相転移機構を提案しました。今回の研究成果は、2D材料MoTe2における光照射による半導体2H相から金属1T’相への相転移機構を明らかにする 続きを読む →
PZT圧電セラミックスの本質的な圧電性を解明-半世紀以上の未解決課題に新たな光- PZT圧電セラミックスは、その優れた圧電特性から、胎児や心臓病の超音波検査、建築物の内部劣化診断、超音波洗浄、自動車のセンサー技術など、さまざまな分野で利用されている。さらに、MEMSデバイスや単原子レベルでの超精密位置 続きを読む →
実験装置(日本語) セラミックス・単結晶試料作製・処理 1)乾燥炉, (2)計量用精密電子天秤(分解率10μg), (3)混合用自動乳鉢,(4)静水成型プレス, (5)焼結管状炉(自作、温度制御、使用温度1500℃), (6)焼結用高温炉(最高温度1700℃,(7)SPS(Spark Plasmas Sintering)焼結装置(加圧範囲 20 KN,最高使用温度2400℃),(8)単結晶炉(最高使用温度1800℃,2-ゾーン),(9)RTA炉炉(昇温速度>50℃/分),(10)単結晶方位カッタ―, (11)研磨機, (12) 電極蒸着装置. 薄膜作製装置:(1)Reflux condensor, (2) Rotavapor, (3) Glovebox, (4) Spincoater 構造評価:粉末X線回折装置 表面構造・ナノ評価・強誘電ドメイン観察・反転制御:原子力顕微鏡(‘AFM)&圧電顕微鏡(PFM) 光学特性評価:(1)偏光顕微鏡(温度:83K-873K透過、反射二モード,温度可変・電場でのドメイン観察可能、膜誘電測定も可能),(2) 线形光电效应测量用干涉仪 電気特性評価:(1)分極装置(温度:-250℃電圧:2万V), (2) Piezo d33/d31 meter(ZJ-6B)圧電メ―タ,(3)Keithley 6517 electrometer/High resistance meter, (4) Precision LCR meter E4980(200Hz-2MHz),(5)電気分極履歴極性、電場歪み曲線測定システム(D-E loop, 最高印可交流電圧:1万ボルト,温度:-40℃~200℃, 変位:1nm~50μm), (6)仁木工芸低温測定システム(温度:4K-500K, 抵抗、誘電、焦電、圧電共振測定可能,光学窓あり、光学測定も可能),(7) 高温測定システム(300K-1300K,誘電、圧電測定), (8) 薄膜用強誘電体特性測定装置,(9)自作変位測定系(温度:-70~250℃, 範囲:1 pm~25 μm)とそれも用いた水晶変位の測定結果(10).