世界史分野では、アジア史とヨーロッパ史・アメリカ史を中心に、様々な国や地域の歴史を学ぶことができます。講義ではそれぞれの地域の歴史について知識を深め、講読では各地の文献を読むために必要な技術(外国語読解など)を学びます。一方演習(ゼミ)では多様な時代や地域について関心を持っている教員・学生が一同に集まり、専門の枠を越えた活発な議論を展開します。
東洋史と西洋史とが別々に教育カリキュラムを展開している大学が多いなか、このようなゼミ運営をしているところは全国でもめずらしいと言えます。世界史分野では、あえてそのような方法をとることによって、グローバルな視点から歴史を見ることができる人材を輩出すること目指しています。
※2014年度に「世界比較文明史分野」と「世界近現代史分野」は統合し、「世界史分野」になりました。