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2019年7月9日、石原教員が第61回PH会講演会(PH会主催、呉竹荘、浜松市)で「モバイルネットワーク その応用」というタイトルで講演しました。5Gモバイルネットワーク技術のポイント、それによってどんなことが出来るようになるのか、世界のモバイルネットワーク技術の勢力争いはどんな様子なのかについて1時間ほどお話ししました。

 

今年10月にメキシコ、ロスカボスで行われるACM Mobicom 2019のデモセッションに、当研究室の無線LANエミュレーション技術の発表が採択されました。また、このエミュレーション技術に関する発表を来週行われるDICOMO2019で行う予定です。

  • Arata Kato, Mineo Takai, and Susumu Ishihara, Demo: Wireless LAN Emulator Using Wireless Network Tap Device for Testing a Vehicular Network System, ACM Mobicom 2019 (2019).
  • 加藤新良太, 高井峰生, 石原進, 大規模な実働無線LANシステム評価のための仮想デバイス利用型無線LANエミュレータ, 情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイ(DICOMO2019)シンポジウム, 8C-3, pp. 1648 - 1656 (2019).

 

元号代わりの10連休が明けまして、令和元年、石原研の新年度が本格始動です。

昨年度開始時にここに「2018年度始動!」と書いてから、もう1年たってしまいました。今年度は研究室メンバの大幅な入れ替わりがあり、卒研生中心の研究体制となりました。少数精鋭で新たな研究テーマに取り組んで参ります。

本年度より石原教員が代表を務めます科研費基盤研究(B)「広域低速度無線通信とDTNを用いたセキュアな緊急情報配信技術の実証的研究 」がスタートしました。災害時避難支援のための緊急情報の確実な配信方法を、他種の通信技術・車々間通信、通信可能性の予測、車両の移動を組み合わせて探っていきます。

戦略的情報通信研究開発事業(SCOPE)地域ICT振興型研究開発として委託されております研究課題「浮流型移動カメラと無線LAN映像伝送による 省力化下水管検査技術の研究開発」はフェーズIIの2年目(=最終年)となりました。実下水管での通信・撮影実証実験を中心として進めて、これまでの設計開発の成果を検証して参ります。

なお、石原教員は本年度より発足した電子情報通信学会センサネットワークとモバイルインテリジェンス研究会専門委員会の委員長を務めることになりました。研究室の活動に加え、新たな研究会の活動にもご注目ください。