世界で最も影響力のある研究者トップ2%

びっくり

「世界で最も影響力のある研究者トップ2%」に静岡大学研究者がランクイン
学生さんに知ってもらいたい(苦笑)。実は、私…。

追伸
生涯で選出されているのがうれしいですね。私一人では選出されるわけはなく、多くの共同研究者、学生さんの貢献があったからです。ほんと、ありがたい。皆さん、ありがとう。

プレスリリース CO 2 と可視光でβ-アミノ酸を合成する新反応を開発

北海道大学総合イノベーション創発機構化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)の美多剛教授と前田理教授らとの共同研究がプレスリリースされました。

量子化学計算を活用し、二酸化炭素(CO₂)からβ-アミノ酸を合成する新しい反応形式を提案。CO₂をC1源として使い、有用な化合物をつくるという、環境にもやさしい挑戦です。さらに、ファインバブル、フロー、光反応などの最新技術も盛り込み、かなり盛り盛りな研究に仕上がりました!何より感動したのは、この複雑な研究を一つ一つ実行してくれた神名君、高野先生のすごい能力と努力の姿。ほんとに刺激的で、楽しい共同研究でした。もちろん、静大側からも小塚君、櫻井君とファインバブルやフローのエキスパートの貢献が大きかったです。
 論文はこちら(Open Accessです):
皆さん、ぜひアクセスして読んでみてくださいね!

プレスリリース
CO 2 と可視光でβ-アミノ酸を合成する新反応を開発 〜計算科学のサポートに基づく環境調和型合成法を実現〜|静岡大学
CO2と可視光でβ-アミノ酸を合成する新反応を開発〜計算科学のサポートに基づく環境調和型合成法を実現〜 |北海道大学
プレスリリース】CO2と可視光でβ-アミノ酸を合成する新反応を開発 〜計算科学のサポートに基づく環境調和型合成法を実現〜 — 静岡大学グリーン科学技術研究所

2025年度の間瀬研・佐藤研ヒーローチーム、始動!

研究はもちろん、遊び心も本気です。
私たちの戦いのフィールドは「ラボ」と「社会」。
それぞれの専門スキルを武器に、知のヒーローたちは今日も挑戦を続けます。

ファインバブル ✕ フロー合成
ペプチド ✕ 最近はプラスミド
サステナブルケミストリー ✕ 新反応場設計
社会実装へ向けて、変化を恐れず一歩前へ。

2025年度の間瀬研・佐藤研メンバー集合

今年も個性豊かなメンバーがそろいました。
化学・分子からものづくり、さらには未来のプロセスまで、真剣に取り組みます。

でも、それだけじゃありません。
たまには全力であほなことも(笑)。
まじめにふざけて、楽しみながら成長するのが私たちのスタイルです。

研究も遊びも全力で!
2025年度もよろしくお願いします🔥

初めてのカラム

3年後期配属の学生さんが、L-Prolineによるアセトンとp-ニトロベンズアルデヒドの直截的アルドール反応で練習実験をしました。TLCから反応が終了したと判断して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、生成物の単離に取り組んでいます。5人同時開催なので、てんやわんや状態のようです(苦笑)。一つ一つ技術を身に着け、コツコツ実験をし、研究していきましょう。よろしくお願いします。

 

卒業おめでとう

Manna Arun Kumar君は博士、Aisi Azmiさんは修士の学位を無事に修得しました。Arun君はインドのIITHから国費留学生として、3年間、間瀬研で研鑽し、Fine bubble technology for the green synthesis of fairy chemicals – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)に論文が採択され、優秀な成績で博士(工学)となりました。また、AisiさんはインドネシアからABPとして、2年間、間瀬研で研鑽し、誘電正接(tanδ) の機械学習による推算に取り組みました。文化の異なる日本で、日々研究にいそしみ、日本人学生さんともコミュニケーションをとりながら、よく頑張ってくれたと思います。ほんと、卒業、おめでとう。

静大発ベンチャー企業の設立

ベンチャー企業の設立

B&F (bubbleflow.co.jp)

間瀬研究室で培った研究成果を基盤として、グリーンものづくりの未来を切り拓くため、そして、ファインバブルとマイクロ波フロー反応技術を社会実装するためにベンチャー企業を2024年6月25日に設立しました。会社名は「Bubble&Flow」です。

化学品は私たちの身の回りの様々な場所で使われており、これまでの人類社会の発展に大きく貢献しました。
その一方、化学品は製造時にCO₂を多量に発生することが知られており、現代の環境問題の一因にもなってしまっています。
今を生きる私たちにとって、サステイナブルな社会を実現するためには、化学品づくりのイノベーションが必要不可欠です。

Bubble&Flowは、ファインバブル、マイクロ波、フロー反応、機械学習を駆使して、E-Factor(廃棄物指標)・エネルギー・コストを最小化して、安全性・再現性・生産性・選択性を最大化する「グリーンものづくり」に挑戦しています。

プレスリリース

20240717_BubbleFlow_PR_ATAC_v.F.pdf (igpi-atac.co.jp)

プレスリリース フェアリー化合物の短段階合成手法の開発

フェアリー化合物の短段階合成手法の開発 -ファインバブル技術を活用したグリーンものづくり-

プレスリリースしましたので、ご笑覧いただけますと幸いです。

フェアリー化合物の短段階合成手法の開発 -ファインバブル技術を活用したグリーンものづくり-|新着情報|静岡大学 (shizuoka.ac.jp)

なお、本研究成果は、2024年5月7日に、Royal Society of Chemistryの発行する国際雑誌「Organic & Biomolecular Chemistry」に掲載され、表紙を飾りました。現在、オープンアクセスですので、今のうちにダウンロードしていただければと存じます。

Fine bubble technology for the green synthesis of fairy chemicals – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)(論文、オープンアクセス)
Front cover – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)(表紙、フリーダウンロード)