「化学者は多くの命を救える」という志を実現するために、「from mg to ton」を可能にする化学技術を追究しています。研究の全体構想は「グリーンケミストリーとプロセス化学に基づいた有機化学における反応・合成手法の開発と応用」であります。クリーンで安全な環境調和型合成プロセスへとシフトするために、以下の5つの課題を中心に研究を展開しています。既存の技術を踏まえた新規な技術・方法論を研究し、化学産業の基盤技術の強化・持続的発展を目指します。
1.ファインバブル(FB)を用いた新規有機合成手法の開発
~ 発想の転換による常圧気相-液相反応 ~
2.連続フロー合成によるファインケミカルズ合成(実験計画法と機械学習)
~ 研究室におけるデスクトッププラントの構築 ~
3.超臨界二酸化炭素と有機分子触媒を利用したポリ乳酸の高純度合成技術
~ 安全性と反応性を両立する合成手法の開発 ~
4.バイオインスパイアード有機分子触媒による環境調和型物質合成
~ 水中でも不斉有機合成反応を実現する触媒 ~
5.OFF-ON型蛍光センサーによる新規触媒探索法の開発
~ 反応すると光るセンサーによるスクリーニング ~
6.内緒
In order to achieve my goal “Development of organic synthetic methodology based on process and green chemistry”, following five research subjects are currently focused. According to these subjects, I would like to contribute to advancement of fundamental technology and to sustainable development in chemical industry.
- Organic Synthesis Using Fine Bubble (FB) ~ Atmospheric Gas-Liquid Phase Reaction
- Continuous Flow Synthesis of Fine Chemicals ~ Desktop Plant in the Laboratory
- organocatalytic synthesis of polylactic acid in supercritical carbon dioxide
- Green Synthesis Using Bio-inspired Organocatalysts ~ Asymmetric Catalytic Organic Synthesis in Water
- Screening method for superior catalyst using an OFF-ON type fluorescent sensor
- Secret
(お疲れ時に撮影した)動画による紹介
- 研究の概要_英語_自動音声を使ってみた(2020/11/18)
- 研究の概要_日本語_自動音声を使ってみた(2020/11/18)
- ファインバブル有機合成:100年の歴史への挑戦 – イノベーションジャパン2018(2018/10/8)
- 第10回超領域研究会「静岡大学で生き抜くには -若年寄の思い込み-」(2016/6/30)
- 第10回超領域研究会~次世代を担う静岡大学の研究~ダイジェスト(2016/6/30)
- 第3期静岡大学研究フェロー及び若手重点研究者称号記授与式(2016/4/1)
- 研究の概要(2015/2/9)
- 研究の詳細「超臨界二酸化炭素を利用した高純度ポリ乳酸の有機分子触媒的合成」(2015/2/9)
- 研究の詳細「多相系反応におけるマイクロバブル・ナノバブルを用いた有機合成手法の開発」(2015/2/9)
- Q.研究者になろうと思ったきっかけは何ですか?(2015/2/9)
- Q.今の研究テーマとの出会いを教えてください。(2015/2/9)
- Q.大学における研究の面白さとは何ですか?(2015/2/9)
- Q.ポリ乳酸に関する研究のメリットは?(2015/2/9)
- Q.マイクロバブル・ナノバブルに関する研究のメリットは?(2015/2/9)
- Q.学生の指導方法は?(2015/2/9)
- Q.理論系の2つの研究はどのような内容ですか?(2015/2/9)
- Q.共同研究について教えてください。(2015/2/9)
- Q.研究で感動したことはありますか?(2015/2/9)
- Q.大学院に進学する学生さんへのメッセージ(2015/2/9)