静岡でお茶の研究をしています

チャは非常にユニークな植物です

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実験室からフィールドレベルで研究を展開しています

静岡を中心に様々な地域作物の研究も行っています

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茶樹の栄養生理と遺伝育種

植物栄養生理や遺伝育種学的観点から最先端の技術を利用して,研究を展開しています

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SSPN誌に論文が掲載されました

 

Soil Science and Plant Nutrition誌に、茶園土壌におけるリンの化学形態に関する論文が掲載されました.本論文では、逐次分画法を用いて、茶園土壌のリン化学形態を分画し、様々な土壌における蓄積パターンや茶樹による可給性について明らかにしました.多量施肥が問題視される茶園において、持続可能な施肥管理を目指すための礎となる成果になります.本研究は、2023年度修了生の柳沢直希さん (農学専攻応用生命科学コース・植物機能制御学研究室) が注力した成果になります.

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00380768.2025.2515097#abstract

Front. Plant Sci.誌に論文が掲載されました

 

Front. Plant Sci.誌に、茶園土壌の細菌叢プロファイルに関する論文が掲載されました.本論文では、さまざまな茶園土壌を対象に細菌叢プロファイルをアンプリコンシーケンス法で解析を行い、その特性を明らかにしました.また、各土壌理化学性や茶品質との関係性も評価しました.本研究は、D3のZhang Shuningさん (岐阜大学連合農学研究科) が注力した成果になります.

 

Soil chemical factors contributing to differences in bacterial communities among tea field soils and their relationships with tea quality.
Zhang S, Yanagisawa N, Asahina M, Yamashita H*, Ikka T* (Co-corresponding authors)
Front. Plant Sci. 16/1540659. https://doi.org/10.3389/fpls.2025.1540659 (2025)

PNAS誌に論文が掲載されました

 

山下寛人助教は、米国科学アカデミー紀要 (PNAS) に、栽培環境エミュレータ (高機能型人工気象器) を用いた水稲の未来環境応答に関する論文を掲載しました.本論文では、栽培環境エミュレータを用いて、温暖化が進むと想定される将来 (21世紀末、2100年) の生育環境を人工的に構築し、温暖化が水稲生育に与える影響の一端を明らかにしました.なお当研究は、前所属先の農研機構作物研究部門で主に行った成果です。

H. Itoh*, H. Yamashita*, K. C. Wada*, J. Yonemaru, Real-time emulation of future global warming reveals realistic impacts on the phenological response and quality deterioration in rice. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 121(21), e2316497121(2024).
https://doi.org/10.1073/pnas.2316497121
*Co-first authors

新年度のご挨拶

4月になり,新たな年度がスタートしました.

本年は博士5名,修士16名,学士7名の計28名の学生で研究室を運営していきます.

本年度もよろしくお願いします.

 

さて,新年度そうそう本日も植物と戯れているようです.

本日はトマト!トマトの茎とはっぱを分けていきます!

クリスマス会を行いました.

12/20にクリスマス会を行いました!

今年はジンの飲み比べを行ってみました!

一言にジンと言っても様々な風味があり,それぞれ個性のある魅力的なジンたちでした!

毎年恒例のプレゼント交換を行いました.

編集者利根は同期の田伏さんより,ランニング用のキャップをいただきました!

走る...走るよ!たぶんきっと!

みなさま,今年も1年お疲れさまでした!

 

ちなみに同日にラボの大掃除も行いました.

写真は土が落ちていない土壌保管倉庫を目指して掃除してくれました.

とてもきれいに掃除してくれました.

これで来年も気持ちよく過ごせますね.

またまた休眠芽のサンプリングと大麦の麦踏!

12/13日に茶業研究センターで休眠芽のサンプリングを行いました.

恒例の作業に手慣れてきました!

また,藤枝フィールに飢えている大麦が成長してきたので一度麦踏作業を行いました!

ふみふみ,ふみふみとペンギンのよう見歩く皆さんの写真です.

茶業学会に参加しました

11月21日に佐賀県佐賀市のアバンセで行われた日本茶業学会に参加・発表しました.

以下の題目でM2の石黒くん,柳沢くん,M1の大貫さんが発表しました.

静岡県が保有するチャ遺伝資源2,500系統のゲノム多様性解析
石黒雄大 ,山下寛人, 齊藤佑介, 川木純平,永野惇, 一家崇志

逐次抽出法を用いた茶園土壌のリン蓄積形態とその可給性の評価
柳沢直希,山下寛人,廣野祐平,森田明雄,一家崇志

遺伝子発現から見たチャ休眠芽のフェノロジー制御機構
大貫真弥 ,川木純平,永野惇,一家崇志,山下寛人

休眠芽のサンプリング&大麦の播種

11/14に茶業研究センターで休眠がのサンプリングを行いました.

お茶は休眠する植物!今後も継続してサンプリングしていきます.

また,11/16日に静岡大学藤枝フィールドで大麦の播種を行いました.

数多くの品種の種を間違えないよう丁寧に植えていきました.

種を植えた後は,肥料をまきました.大きく育つのが楽しみです.

中部土壌肥料学会に参加しました

11/13日に三重大学で行われた,2024年度日本土壌肥料学会中部支部・中部土壌肥料研究会に参加・発表しました.

以下の題目でM1の尾嶋さんが発表しました.

チャのフッ素およびアルミニウム高集積特性の関係性
尾嶋志保,山下寛人,一家崇志