共同研究として進めてきた溶融スラグ肥料が発売されました

静岡大学 (植物機能生理学研究室),JA静岡経済連,静岡市,新日鉄住金エンジニアリングの産学官連携プロジェクトとして開発された溶融スラグ肥料 (SKケイカル) の発売が開始しました.多くの報道媒体で紹介されています.

溶融スラグとは,ごみを1200度以上の高温で溶かして生成される粒子状の固形物で,植物の栄養となるケイ酸が多く含まれる性質を持ちます.また,生成過程でダイオキシン類などの有害物質は分解・除去されるため,問題ありません.

資源循環型かつ低コストの肥料として,今後の展開が期待できます.