次回のテーマをお知らせします。
テーマ 道徳教育をめぐる違和感について考える
開催日 6月3日(土)
時間 15:00~18:00(受付開始:14:50~)
場所 Zoomミーティング(URLは参加申込をされた方にお知らせします)
参加費 無料
申込み こくちーず(クリックすると申込画面へ移動します)
道徳教育に関しては、小中学校の学習指導要領が改正され、「特別の教科道徳」として実施されることになった2015年以降、さまざまな形で議論されています。例えば日本学術会議哲学委員会哲学・倫理・宗教教育分科会は、2020年に、『道徳科において「考え、議論する」教育を推進するために』という報告をまとめています。
しかし、教科化やそのあり方以前に、「道徳教育」という言葉自体に違和感を覚える人もいるかもしれません。例えば、本哲学カフェの世話人の一人はこうした違和感をもっており、私たちはそれを言語化し、カフェで議論する「問い」にするべく何度か話し合いを重ねてきました。しかし最終的には、明確にするには至りませんでした。一度は休会にすることも考えましたが、これまでのように世話人が問いを用意するのではなく、参加者の皆さんと一緒に、未整理な感覚を言葉にしていくプロセスを通じて哲学するのもよいのではないかという結論に至りました。(言い訳に聞こえるかもしれませんが、半分は違います!)
もちろん世話人が抱く違和感だけではなく、皆さん自身が抱える違和感も聞かせていただきたいですし、「違和感を感じない」という方の参加も大歓迎です。さまざまな観点から検討することにより、違和感を明確にしつつ、道徳教育をよりよく理解することを目指したいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。
(文責・ファシリテーター:堂囿俊彦)