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卒業おめでとう
Manna Arun Kumar君は博士、Aisi Azmiさんは修士の学位を無事に修得しました。Arun君はインドのIITHから国費留学生として、3年間、間瀬研で研鑽し、Fine bubble technology for the green synthesis of fairy chemicals – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)に論文が採択され、優秀な成績で博士(工学)となりました。また、AisiさんはインドネシアからABPとして、2年間、間瀬研で研鑽し、誘電正接(tanδ) の機械学習による推算に取り組みました。文化の異なる日本で、日々研究にいそしみ、日本人学生さんともコミュニケーションをとりながら、よく頑張ってくれたと思います。ほんと、卒業、おめでとう。
間瀬先生 誕生日
昭和99年9月9日の本日、間瀬先生の誕生日会を開催しました。みんなで歌って、ケーキを分け合い、とてもおいしい時間を過ごしました。
夏季オープンキャンパス2024年
静岡大学工学部 化学バイオ工学科 夏季オープンキャンパス2024年の様子になります。
1時間10分ごろから間瀬研究室の紹介がされています。ご笑覧ください。
静大発ベンチャー企業の設立
ベンチャー企業の設立
間瀬研究室で培った研究成果を基盤として、グリーンものづくりの未来を切り拓くため、そして、ファインバブルとマイクロ波フロー反応技術を社会実装するためにベンチャー企業を2024年6月25日に設立しました。会社名は「Bubble&Flow」です。
化学品は私たちの身の回りの様々な場所で使われており、これまでの人類社会の発展に大きく貢献しました。
その一方、化学品は製造時にCO₂を多量に発生することが知られており、現代の環境問題の一因にもなってしまっています。
今を生きる私たちにとって、サステイナブルな社会を実現するためには、化学品づくりのイノベーションが必要不可欠です。
Bubble&Flowは、ファインバブル、マイクロ波、フロー反応、機械学習を駆使して、E-Factor(廃棄物指標)・エネルギー・コストを最小化して、安全性・再現性・生産性・選択性を最大化する「グリーンものづくり」に挑戦しています。
プレスリリース
プレスリリース フェアリー化合物の短段階合成手法の開発
フェアリー化合物の短段階合成手法の開発 -ファインバブル技術を活用したグリーンものづくり-
プレスリリースしましたので、ご笑覧いただけますと幸いです。
フェアリー化合物の短段階合成手法の開発 -ファインバブル技術を活用したグリーンものづくり-|新着情報|静岡大学 (shizuoka.ac.jp)
なお、本研究成果は、2024年5月7日に、Royal Society of Chemistryの発行する国際雑誌「Organic & Biomolecular Chemistry」に掲載され、表紙を飾りました。現在、オープンアクセスですので、今のうちにダウンロードしていただければと存じます。
・Fine bubble technology for the green synthesis of fairy chemicals – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)(論文、オープンアクセス)
・Front cover – Organic & Biomolecular Chemistry (RSC Publishing)(表紙、フリーダウンロード)
和光純薬時報Vol.92 No.2への寄稿
和光純薬時報への寄稿文が載っています。フリーですので、ご笑覧ください。
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
「第4回:フロー合成の未来 ~DXとの融合~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol92, No.2(2024年4月) (fujifilm.com)
「第3回 フロー合成の実践 ~学術・産業への応用~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol92, No.1(2024年1月) (fujifilm.com)
「第2回 フロー合成の基礎 ~要素技術と設計~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol91, No.4(2023年10月) (fujifilm.com)
「第1回 フロー合成の魅力 ~なぜフロー合成?~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol91, No.3(2023年7月) (fujifilm.com)
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
Arun君 論文採択おめでとう
松尾君、土居君、櫻井君、アルン君 論文採択おめでとう
フェアリー化合物を単段階合成
新しい植物ホルモンとして期待されているフェアリー化合物を3段階で合成できるようになりました。C4H3N5Oという窒素ばかりの化合物で1H NMRを見ても悩ましい化合物です。ファインバブルを使って迅速水素化しながらワンポットでカップリングすることによりイミダゾール骨格を作成しています。AICAからAHXへの分子内環化も超原子価ヨウ素試薬を触媒量用いて、数分で環化できることもポイントです。あとは、連続合成に展開したいです。Arun君の頑張りに期待です。
和光純薬時報Vol.92 No.1への寄稿
和光純薬時報への寄稿文が載っています。フリーですので、ご笑覧ください。
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
「第3回 フロー合成の実践 ~学術・産業への応用~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol92, No.1(2024年1月) (fujifilm.com)
2回目までは下記をご参照ください。
「第2回 フロー合成の基礎 ~要素技術と設計~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol91, No.4(2023年10月) (fujifilm.com)
「第1回 フロー合成の魅力 ~なぜフロー合成?~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol91, No.3(2023年7月) (fujifilm.com)
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
和光純薬時報Vol.91 No.4への寄稿
和光純薬時報への寄稿文が載っています。フリーですので、ご笑覧ください。
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
「第2回 フロー合成の基礎 ~要素技術と設計~」 間瀬 暢之
和光純薬時報Vol91, No.4(2023年10月) (fujifilm.com)
第1回目はこちら
〈フロー合成の魅力 ~安全・高効率なグリーンものづくりへ~〉
「第1回 フロー合成の魅力 ~なぜフロー合成?~」 間瀬 暢之
小塚君の研究が優秀論文(Selected Paper)に選出されました
Bulletin of the Chemical Society of Japanに投稿した小塚君の論文が優秀論文(Selected Paper)に選出されました。それを記念して、オープンアクセス化しましたので、ぜひ、ご覧いただけますと幸いです。また、インサイドカバーも間もなく公開されると思います。
オープンアクセスなので、ぜひ、知り合いにも紹介してもらえるとありがたいです。
“Enhancing Multiphase Reactions by Boosting Local Gas Concentration with Ultrafine Bubbles”
Kozuka, T.; Iio, T.; Suzuki, S.; Kakiuchi, K.; Tadano, G.; Sato, K.; Narumi, T.; Mase, N.,
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2023, 96 (8), 752-758.