RICT2023に参加しました

“Thank you for your kind introduction. At first, I would like to thank…”ということで、フランス・リールで開催されたRICT2023 に参加してきました。

リール駅 Lille Grand Palais (学会会場) 会場内

RICT2023は、57th International Conference of Medicinal Chemistryというメドケムの学会で、今回は製薬企業の知り合いにご推薦いただき、発表の機会をいただきました。久々のフランスということで、軽く緊張しながら、クロロアルケン型ペプチド結合等価体について、アツく語ってきました。

(私の知る限り)日本からの参加者は、東京薬科大学・林良雄先生と私の二人。先輩の林先生がいてくれて、大変心強かったです。

今後も研究室一同、優れた研究を追求し、薬学に貢献してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします!

第69回 日本薬学会東海支部大会に参加しました!

ひさびさに。

2023年7月8日土曜日に名古屋大学東山キャンパスで開催された第69回 日本薬学会東海支部大会にて、学生4名が研究発表しました。

発表前のリラックス(緊張?)した様子

引率は同じグループの佐藤浩平先生にお願いし、私はRICT2023からの帰国の機内(今も時差ぼけ・体調不良継続中)。発表について、ご指摘・ご質問ありがとうごいました!今後ともご指導よろしくお願いします!

卒業式でした

卒業式でした。博士課程 が1名、修士が3名+1名(うち2名は進学)、学士が4名 (3名は進学) + ポスドク (撮影者) が各々の目的地へと羽ばたきます。

Congratulations!

研究室旅行でした

京都へ研究室旅行へ行きました。新しく配属された3年生はもちろん、他大学の先生、企業の先輩も参加で在籍メンバーを含め20名以上で気分転換してきました。

ご参加いただいた皆様、楽しいひと時をありがとうございました!

DDNPTM-2018に行ってきました。

11月15日から17日に、 6th Biennial International conference on New Developments in Drug Discovery from Natural Products and Traditional Medicines 2018 に参加しました。

開催場所は、Chandigarh (チャンディガール) というインドの北にある都市で、筆者としては初のインドです(いろいろ不安になりましたが、お腹はくだしていません)。これまでに何度もお会いしているNIPERのInder Pal Singh先生が世話人で、直接お誘いいただいたというのもあり、せっかくの機会なので参加させていただきました。

約30名の基調講演と招待講演に加え、約200名の学生さんが発表するという「濃い」学会でした。現地の学生さんは結構積極的で、何枚も写真をとったり、講演後ディスカッションしたり、国が違えばここまで違うと改めて認識しました。

本学会に参加し、さらに積極的にディスカッションに参加してくれた皆様に感謝申し上げます!

(頂いた盾)

 

 

ICBWI2018に行ってきました

11月27日から28日に、 International conferrence on Biotechnology for the wellness industry 2018 (ICBWI2018) に参加しました。

開催場所はマレーシアのマラカ…

のはずが、その後の連絡でUTMのクアラルンプールキャンパスでの開催ということになりました(ほぼ毎年マレーシアを訪問するものとしては行ったことがないマラカに興奮していたものの…少し残念でした)。

今回は鳴海先生は招待講演、大学院生(M2井出竜司くん、M2加藤由奈さん)は口頭発表でした。同じ学科の二又裕之先生と大学院生2名も一緒です。昨年度のIPSB2017の時にお会いした先生方ならびにお世話してくれた学生さんもいてくれてとても懐かしい2日間となりました。

大学院生は不慣れな英語での口頭発表でしたが、質疑応答含め、全員が堂々と自分の研究成果について発表してくれました。そして加藤さんが最優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!

(発表風景@UTM-KL)

研究室旅行2019 in 京都

3月4日から1泊2日で研究室旅行で京都に行って来ました。
昨年から「M2の修了(予定)を記念してお別れ会を兼ねた研究室旅行になり、研究室全員総出で行ってきました。
さすがに、17人(D2 1人、M2 3人、M1 3+1人、B4 3人、B3 4人、年寄り2人)になると移動も大変です。
毎年のごとく、田中智博先生(野口研)、高野皓くんが参加してくれて、「激しい」気分転換に付き合ってくれました。
今年度もアツい一年を過ごして、また京都に行きましょう!

(お気に入りの写真@Ace Cafe)

第11回ChemBioハイブリッドレクチャー

2018年10月13日に東京大学本郷キャンパス・小柴ホールにて、最近の研究成果を発表する機会をいただきました(少し前の話ですが…)。

当日は、村上裕先生(名古屋大学)、前田理先生(北海道大学)、石塚匠先生(宮崎大学)、味岡逸樹先生(東京医科歯科大学)と一緒に東京大学化学生命工学専攻ChemBioハイブリッドレクチャーで発表させていただきました。

講演タイトル「ペプチド結合の等価置換を基軸とするアミロイドーシスの生物有機化学」

(少し緊張?)

Organic Chemistry Seminar in Penn Chemistry

8月23日から25日まで筆者の留学先・ペンシルバニア大学化学科(Penn Chemistry)に行ってきました(ACS meeting in Bostonからの流れです)。

5月に招聘した共同研究者・E. James Petersson先生にご厚意で、Penn ChemistryのLynch hallで講演する機会をいただきました。Bode研に留学していた時は聴衆として座っていた自分が、今回は講演者としてLynch hallで講演するのはとても光栄なことでした(もちろんJWBはいません)。

当日は「Penn Chemistryに行って、1時間研究について話す」だけのつもりでした

…が、Petersson先生のご厚意で朝8時半からみっちりスケジュールを組んでいただき、Penn ChemistyやMedical Schoolの先生方と30分〜1時間程度みっちりディスカッションの日程が組まれていました(これってJob Interviewか?と疑うレベルでした)。

Elizabeth Rhoades先生にはじまり、Zahra Fakhraai先生、Amos Smith先生、Robert Mach先生、David Chenoweth先生、Sergei Vinogradov先生、Jeffery Saven先生、Feng Gai先生など、濃い、濃い、濃すぎる。。。帰国して10年が経過し、英語力が著しく低下しているものの、これはもうやるしかないと強制的にスイッチオンです(何事も最後は気持ちです)。

なかでもDavid Chenoweth先生はアザグリシンをはじめとするペプチドミメティックやケージド化合物を使うケミカルバイオロジー研究もされており、筆者と共通する研究内容も多いため、もっとディスカッションする時間が欲しかったと今さらながらに思います。

さて、Penn Chemistryの講演は(特に有機化学分野)、正午から始まることが多く、筆者の講演も同様に正午からでしたが、Chenoweth先生とのディスカッションから5分強で会場となるLynch hallに入り、準備もそここに、「スタート!」のような慌ただしいスケジュールでした。発表自体はいつも通りでしたが、新しいデータを追加したために、時間が不安になり最後は少し駆け足での発表となりました(個人的にはかなりウケたと自負しています)。

その後昼食をとりながら、Petersson研の学生さんと佐藤浩平先生、児玉有輝くんの研究発表ののち、午後のディスカッションがスタートです。こんなにみっちり話を聞いてもらえる機会もそうはないので、自分の話を理解してもらうのも、相手の話を理解するのも必死でした。


(佐藤先生の研究発表)

ディスカッション後は、Petersson先生に連れられて、フィラデルフィアで洒落乙なレストラン・Parcにディナーに行きました。Parcは、Rittenhouse Squareの目の前でとてもいい立地条件で、(ポスドク時代はなかなか縁がなかったのですが)入ってみるととてもクラシックで落ち着いた雰囲気で、店員さんもプロフェッショナルであることが伝わってくるほどでした。

ディナーはPetersson先生、佐藤先生、児玉くん、筆者に加えて、Saven先生も参加してくれて、とても美味しくステーキをいただきました(アメリカで食べたステーキの中で一番美味しかったかもしれません)。

(Parcでの夕食:左から筆者、Saven先生、Petersson先生、佐藤先生、児玉君)

また、今回のディスカッションを通じて特に嬉しかったのは、AB Smith先生やF Gai先生など留学時代の先生が自分のことを覚えていてくれて、とても気さくに研究やその当時のことについて話をしてくれたことです。2008年当時Penn Chemistryに在籍していたBode先生のところに留学したのはわずか10ヶ月ですが、人との繋がりがとても大事であることを改めて実感しました。

またこのような出会いに巡り合えるように毎日楽しく研究します!