講演2017/9/20:大阪大学産業科学研究所

平成29年9月20日に大阪大学産業科学研究所で、最近の研究成果について発表します。

「産研若手合成セミナー」

日時:2017年9月20日(水) 会場:産研講堂

15:00-16:00 森本 功治 先生(立命館大学 薬学部 精密合成化学分野)

「ヘテロ原子を有する芳香族化合物類の革新的なメタルフリー酸化的結合形成」

16:00-17:30 鳴海 哲夫 先生(静岡大学大学院 総合科学技術研究科工学専攻化学バイオ工学コース バイオ応用工学分野)

「ペプチド結合等価体によるアミロイドペプチドの凝集機構解明」

第8回ハロゲン化学国際会議(HALCHEM VIII)に参加しました。

平成29年9月12日(火)〜15日(木)に愛知県犬山市で行われる第8回ハロゲン化学国際会議(HALCHEM VIII)に参加しました。ご指導どうぞよろしくお願いします。

P-39: Aggregation form analysis of amyloid β-derived peptide utilizing chlorine-mediated hydrogen bonding ability (Graduate School of Integrated Science and Technology, Shizuoka University) ◯Yuki Kodama, Tomoyuki Imai, Kohei Sato, Nobuyuki Mase, Tetsuo Narumi*

本研究では、逆平行βシート構造を介して線維化することが報告されているKLVFFAEペプチドのPhe-Phe配列をアルケン型ペプチド結合等価体に置換し、それぞれのペプチドミメティックの凝集形態を解析することで、 アミロイド核形成や線維伸長反応における各相互作用(疎水性相互作用や水素結合)の寄与を議論しました。

鳴海准教授が平成29年度有機合成化学協会東海支部奨励賞を受賞

鳴海准教授が平成29年度有機合成化学協会東海支部奨励賞を受賞しました。

この賞は、有機合成化学の発展に貢献する優れた研究または発明をなした、東海地区の若手研究者に対して贈られるものです。本年7月21日に信州大学松本キャンパスで開催された「若手研究者のためのセミナー」で、授賞式ならびに受賞講演が行われました。

受賞研究題目:「ペプチドリード創薬を指向したクロロアルケン型ペプチド結合等価体の創製と応用」

第62回日本薬学会東海支部大会

第62回日本薬学会東海支部大会(愛知学院大学)

日時:2016年7月9日

第62回日本薬学会東海支部大会(愛知学院大学)にて、修士2年生の喜屋武 龍二くん、千葉拓哉くん、修士1年生の今井 智之くん、二位 明崇くんが口頭発表およびポスター発表を行いました。
不慣れな口頭発表でしたが、質疑応答含め、全員が堂々と自分の最新の研究成果について発表しました。
卒業生のLe Phuc Thienくんもみんなの発表を聞きにきてくれました。

皆様のおかけで、修士1年生二位 明崇くんが優秀発表賞を受賞しました。年会に引き続き2度目の受賞となります。
会場にお越しいただいた皆様、ご質問いただいた皆様に感謝いたします。

  

演題:ペプチド触媒を利用したクロロアルケン型ペプチド結合等価体の水素結合能の評価
発表者:千葉 拓矢

演題:配位性官能基を導入した高活性イミダゾリウムカルベンの創製研究
発表者:喜屋武 龍二

演題:N-メチルキノリニウムをクロモフォアとする新規光感受性保護基の創製研究
発表者:二位 明崇

演題:含塩素共役ジエン化合物の合成と化学的安定性の評価
発表者:今井 智之

2016年度 鳴海研究室 集合写真

2016年度 鳴海研究室 集合写真

日時:2016年4月28日

2016年度 鳴海研究室の集合写真を撮りました(しばらく前のことですが。。。)。
修士2年が4人、修士1年が2人、学部4年生が3人に鳴海准教授を加え計10人となりました。
学生の人数も増え、研究成果もあと一歩のところまで来ています。
今年度もご指導よろしくお願いします!

img_4701

最近の研究室の風景

最近の研究室の風景

日時:2016年4月12日

パワフルでキャラクターの濃い4年生が配属され、研究室が賑やかになってきました。
毎日楽しく過ごして、教育研究をさらに頑張ります!

img_4631

img_4578 img_4585 img_4623 img_4624  img_4633 img_4640

 

静岡大学「第三期若手重点研究者」に選定

静岡大学「第三期若手重点研究者」に選定

鳴海哲夫准教授が、静岡大学「第三期若手重点研究者」*に選ばれました。これを期にさらなる研鑽を積んで、本学の教育研究振興に貢献できるよう気を引き締めて頑張ります!

*若手重点研究者は、本学の次世代を担う研究者として目標が高く、独創性を持ち、新しい流れを起こす、意識の高い人材として、各分野において競争的獲得資金の獲得状況や研究業績、知的財産、41歳以下の教員であることを総合的に評価「第三期若手重点研究者」に選定されます。第三期は平成28年度から平成30年度までで、20名が選定されました。

日本薬学会第136回年会

日本薬学会第136回年会(横浜)

日時:2016年3月26日〜29日

日本薬学会第136回年会(横浜)にて、修士1年生の千葉拓哉くん、学部4年生の今井 智之くん、二位 明崇くん、Le Phuc Thienくんが、口頭発表およびポスター発表を行いました。
千葉 拓矢くんは薬学会年会ではじめての口頭発表、学部4年生の3人も初めてのポスター発表でしたが、全員が堂々と自分の最新の研究成果について発表しました。
ポスター発表では通常の発表時間では足りず、ポスター発表の間途切れることなく、たくさんのご質問およびご指摘いただきました。
口頭発表およびポスター会場にお越しいただいた皆様に感謝いたします。

  

発表番号:28S-am12S (口頭発表)
演題:クロロアルケン型ジペプチドイソスターにおける塩素原子の水素結合能の評価
発表者:千葉 拓矢

発表番号:28AB-am033S (ポスター発表)
演題:新規含フッ素トリアゾリウム塩の創製と触媒的不斉ラクトン化反応への応用
発表者:Le Phuc Thien

発表番号:28AB-am126S (ポスター発表)
演題:7-ヒドロキシキノリニウム型ケージド基の創製研究:キノリンのN-アルキル化による高度化
発表者:二位 明崇

発表番号:28AB-am268S (ポスター発表)
演題:ハロアルケン型ジペプチドイソスターの代謝安定性の向上を目的とした構造活性相関研究
発表者:今井 智之