世界史食事会を開催しました

世界史分野では、6月に毎年「世界史食事会」という行事を開催しています。過去に世界で食べられていた料理を当時のレシピを参考に復元するというイベントです。今年のテーマは「イギリス階級社会の食事」です。

18世紀のイギリスでは、きゅうりのサンドイッチは上流階級の人々しか口にできなかったそうです。また、フィッシュ&チップスは当時の労働者階級の人々に人気のある食事でした。デザートのジャムローリーポーリーは、ピーターラビットのお話にも出てくるお菓子です。みんなで「僕は労働者階級の食事の方が好き」「きゅうりは昔、高価なものだったんだね」など、古に思いを馳せながらお話をしつつ、美味しくいただきました。

世界史食事会チラシ

2025年度第4回地歴教員養成講座を開催します

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日時:7月19 日(土) 13:30~
場所:人文社会科学部B 棟302
内容:大学教員の解説、高校教員の公開授業、教員採用試験対策

<国際交流>
・横井香織(静岡県立大学グローバル地域センター)
「中国で暮らす・働く・学ぶ」

・牧野一高(榛原高校)
「課外でのグローカルな学びづくり
~ベトナム研修の引率・台湾金門高中との交流~」

・水野彰紀(静岡県立中央図書館)
「日中青年代表交流に参加して~見た・感じた・つながった浙江省」

<教員採用試験対策:論述問題>
担当:松井秀明(浜松市立高校)
牧野一高(榛原高校)
水野彰紀(静岡県立中央図書館)

*連絡*
・事前申込は不要です。ご都合にあわせてご参加ください(途中退出可)。

2025年度第3回地歴教員養成講座を開催します

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日時:6月14 日(土) 13:30~
場所:人文社会科学部B 棟302
内容:高校教員の公開授業、教員採用試験対策

<公民>
・小川詩恩(静岡中央高校)
「公民科授業の組み立て方と教材研究
~多様な生徒がいる学校での授業づくりについて」

<教員採用試験対策:二次試験対策>
担当:松井秀明(浜松市立高校)
牧野一高(榛原高校)
水野彰紀(静岡県立中央図書館)

*連絡*
・事前申込は不要です。ご都合にあわせてご参加ください(途中退出可)。

2025年度新2年生歓迎静岡歴史散歩を開催しました

5月初旬に、コースの恒例行事でもある静岡歴史散歩を開催しました。

歴史学・考古学コースを選択した新2年生の歓迎と懇親を目的としています。

駿府城東御門・巽櫓を攻めようとしています

賤機山古墳を見学中です

今年度は新静岡セノバに集合し、午前中は西郷・山岡会見碑から静岡県庁本館・静岡市役所本館を経由して駿府城東御門・巽櫓を見学、駿府城公園にて昼食をとりました。

午後は石垣の発掘現場・旧静岡英和女学院宣教師館(ミス・カニンハム)・徳川慶喜邸跡を経て、静岡浅間神社と賤機山古墳の見学を行いました。

その後は、茶町に向かい「Kinzaburo」で「茶っふる」をおやつに小休憩をとり、静岡市茶市場・金座町から静岡空襲の爆撃中心点と静岡銀行本店の建物を横目に、札の辻にいたり解散しました。

教員とともに、静岡市職員のかたの解説もいただきました。また、総勢26名と大人数のうえ、ドイツからの留学生も参加してくれました。

天候に恵まれ、少々暑かったのが難点でしたが、普段であれば見過ごしがちなスポットも多く、その点においても有意義な一日であったかと思います。

2025年度第2回地歴教員養成講座を開催します

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日時:5月24 日(土) 13:30~
場所:人文社会科学部B 棟302
内容:高校教員の公開授業、交流会

<日本史>
・松井秀明(浜松市立高校)
「袋井西小学校の石碑が物語ること―心を揺さぶる地域史教材―」

<新年度交流会>
①高校教員の仕事 ②モノ教材の紹介

<教員採用試験対策:論述問題>
担当:松井秀明(浜松市立高校)
牧野一高(榛原高校)
水野彰紀(静岡県立中央図書館)

*連絡*
・事前申込は不要です。ご都合にあわせてご参加ください(途中退出可)。

世界史ゼミ旅行(2024年12月7日実施)

世界史分野ゼミ旅行にて、静岡県伊豆の国市にある韮山(にらやま)に行ってきました。ゼミ旅行は、毎年3年生が行先・旅程を決め、行っているものです。コロナ禍だったため、ここ数年は中断されてましたが、数年ぶりに学部2~4年生と大学院生から参加者を募り、今年度は韮山反射炉と江川邸を見学しました。

なぜ、世界史のゼミで県内の史跡を訪れるのかと思うかもしれませんが、韮山反射炉も江川邸もペリー来航や蘭学の発達、ヨーロッパの工業化などの世界史で取り上げられる出来事と関係している史跡です。静岡県内の史跡と世界史との繋がりを感じてきました。

韮山反射炉では、ガイダンスセンターを見学後、ガイドさんに実際の反射炉をみながら、仕組みや歴史をご説明いただきました。

江川邸にて。「小屋組づくり」という木組みの建物の中に保存されている文書類・書画・武具などの展示品を学芸員さんの説明を伺いながら見学しました。

韮山反射炉に向かう道中にて……世界史戦隊現れる!?
(彼らは時空を行き来し、本来書かれるべき埋もれてしまった過去を救い出す)
当日はみんなで電車に乗ったり、たくさん、おしゃべりしながら歩いたりして、目的地をまわりました。

2024年度第7回地歴教員養成講座のお知らせ

2024年度第7回地歴教員養成講座を開催します。

日時:10 月12 日(土) 13:30~
場所:人文社会科学部B 棟302
内容:大学教員の講演
<地理>
・清水克志(筑波大学)
「園芸農業の歴史的展開―近代の静岡県を例として」
<世界史>
・矢野涼子(静岡大学)
「第二次世界大戦下のハワイにおける日本人移民」
<教員採用試験対策:論述問題>
担当:松井秀明(NHK文化センター)
牧野一高(榛原高校)
水野彰紀(静岡県立中央図書館/前静岡市立高校)
*連絡*
・事前申込は不要です。ご都合にあわせてご参加ください(途中退出可)。

2024年度第7回地歴教員養成講座

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【開催案内】2024古文書展・考古展

来たる11月2日(土)・3日(日)に静岡大学でキャンパスフェスタが開催されます。

開催概要 -キャンパスフェスタ in 静岡-

日本史分野と考古学分野でも、それぞれの研究室で「古文書展」と「考古展」を開きます。
大学生たちによる共同研究の成果をお楽しみください。

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古文書展「安倍郡周辺における地方神職の実情」
考古展「静岡・清水平野の前方後円墳~丸子沢川古墳の調査から~」

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なお、大学祭・キャンパスフェスタの期間中は、一般車両による入構が制限されます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

日本史・考古学読書会秋季例会のお知らせ

日本史学研究室と考古学研究室では、合同で卒業生のみなさんを含めて日本史・考古学読書会という会を運営しています。今年も静大祭とキャンパスフェスタにあわせて、下記のように日本史考古学読書会秋季例会を開催します。

今年度は「地域資料をめぐる研究と教育」をテーマにして行います。卒業生の厚地淳司氏、日本史学研究室貴田潔氏・若木あや氏(卒業生)・松下一樹氏(卒業生)・三宅真人氏(卒業生)、本年度情報学部に博物館学で着任された村野正景氏に発表をお願いしました。

各地で地域の資料を調査・分析し、研究や教育につなげる取り組みの実践例や課題についてご紹介いただき、「地域資料をめぐる研究と教育」に関する情報交換を行いたいと考えております。みなさまのご参加をお持ちしております。

日本史・考古学読書会秋季例会

11月2日(土)13:00~17:20  人文社会科学部B棟301教室

テーマ「地域資料をめぐる研究と教育」

13:00-13:10 開会あいさつ・近況報告

13:10-13:45 報告①

厚地 淳司 氏:「静岡県地域における近世史料の調査・研究をふりかえって」

13:45-14:20 報告②

貴田 潔  氏・若木(安川)あや 氏・松下 一樹 氏・三宅 真人 氏:

「遠江国原田荘調査の経過報告―地域史研究の進展に向けて―」

14:20-14:55 報告③

村野 正景 氏:「学校の文化資源の創造と経営:グローカルな研究を見据えて」

14:55-15:05 学生による古文書展・考古展の紹介

15:05-15:55 休憩、考古展・古文書展の見学

15:55-17:20 質疑応答と議論

議論のテーマ「地域資料をめぐる研究と教育」

 

※秋季例会終了後、懇親会を行います。

秋季例会お問い合わせ:篠原まで Eメール:shinohara.kazuhiro★shizuoka.ac.jp

懇親会お問い合わせ:貴田まで Eメール:kida.kiyoshi★shizuoka.ac.jp

(それぞれ★印はアットマークに変更ください。)

※11/2(土)・3(日)に、第52回古文書展「安倍郡大原村内野家文書の調査」、第51回考古展「静岡・清水平野の前方後円墳-丸子沢川古墳の調査から-」を開催します。例会中に内容について紹介する時間と見学する時間を設けます。

以上