来たる11月2日(土)・3日(日)に静岡大学でキャンパスフェスタが開催されます。
日本史分野と考古学分野でも、それぞれの研究室で「古文書展」と「考古展」を開きます。
大学生たちによる共同研究の成果をお楽しみください。
古文書展「安倍郡周辺における地方神職の実情」
考古展「静岡・清水平野の前方後円墳~丸子沢川古墳の調査から~」
なお、大学祭・キャンパスフェスタの期間中は、一般車両による入構が制限されます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
来たる11月2日(土)・3日(日)に静岡大学でキャンパスフェスタが開催されます。
日本史分野と考古学分野でも、それぞれの研究室で「古文書展」と「考古展」を開きます。
大学生たちによる共同研究の成果をお楽しみください。
古文書展「安倍郡周辺における地方神職の実情」
考古展「静岡・清水平野の前方後円墳~丸子沢川古墳の調査から~」
なお、大学祭・キャンパスフェスタの期間中は、一般車両による入構が制限されます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
日本史学研究室と考古学研究室では、合同で卒業生のみなさんを含めて日本史・考古学読書会という会を運営しています。今年も静大祭とキャンパスフェスタにあわせて、下記のように日本史考古学読書会秋季例会を開催します。
今年度は「地域資料をめぐる研究と教育」をテーマにして行います。卒業生の厚地淳司氏、日本史学研究室貴田潔氏・若木あや氏(卒業生)・松下一樹氏(卒業生)・三宅真人氏(卒業生)、本年度情報学部に博物館学で着任された村野正景氏に発表をお願いしました。
各地で地域の資料を調査・分析し、研究や教育につなげる取り組みの実践例や課題についてご紹介いただき、「地域資料をめぐる研究と教育」に関する情報交換を行いたいと考えております。みなさまのご参加をお持ちしております。
記
日本史・考古学読書会秋季例会
11月2日(土)13:00~17:20 人文社会科学部B棟301教室
テーマ「地域資料をめぐる研究と教育」
13:00-13:10 開会あいさつ・近況報告
13:10-13:45 報告①
厚地 淳司 氏:「静岡県地域における近世史料の調査・研究をふりかえって」
13:45-14:20 報告②
貴田 潔 氏・若木(安川)あや 氏・松下 一樹 氏・三宅 真人 氏:
「遠江国原田荘調査の経過報告―地域史研究の進展に向けて―」
14:20-14:55 報告③
村野 正景 氏:「学校の文化資源の創造と経営:グローカルな研究を見据えて」
14:55-15:05 学生による古文書展・考古展の紹介
15:05-15:55 休憩、考古展・古文書展の見学
15:55-17:20 質疑応答と議論
議論のテーマ「地域資料をめぐる研究と教育」
※秋季例会終了後、懇親会を行います。
秋季例会お問い合わせ:篠原まで Eメール:shinohara.kazuhiro★shizuoka.ac.jp
懇親会お問い合わせ:貴田まで Eメール:kida.kiyoshi★shizuoka.ac.jp
(それぞれ★印はアットマークに変更ください。)
※11/2(土)・3(日)に、第52回古文書展「安倍郡大原村内野家文書の調査」、第51回考古展「静岡・清水平野の前方後円墳-丸子沢川古墳の調査から-」を開催します。例会中に内容について紹介する時間と見学する時間を設けます。
以上
静岡大学人文社会科学部考古学研究室では浜松市とともに、浜松市北区滝沢町に所在する滝沢鍾乳洞遺跡と行者穴遺跡の発掘調査を2020年度から継続的に実施しています。滝沢鍾乳洞遺跡と行者穴遺跡はお互いに近接する洞窟遺跡です。行者穴遺跡においては1998年度に浜松市博物館による発掘調査が実施され、縄文時代草創期に遡るとみられる資料が出土していました。2022年度にその調査区を再発掘したところ、後期旧石器時代後半期の初頭に遡る炉跡とみられる遺構が残されていることがわかりました。今年度(2023年度)は、9月12日から26日の15日間で行者穴遺跡の発掘調査を実施し、昨年度の調査区の土層断面を記録するとともに、調査区を拡張して発掘しました。そうしたところ、後期旧石器時代後半期初頭の文化層よりも新しい時期(あるいは時代)の文化層が残されていることが新たにわかりました。今後、出土遺物の年代測定を実施して、その文化層の年代を明らかにする予定です。なお、今年度の発掘調査は科研費基盤研究B「更新世末から完新世初頭における先史狩猟採集民の生態資源利用をめぐる研究 」(2023年4月~2028年3月 代表:山岡)の調査研究として実施されました。
日本史分野・考古学分野では、11月4日(土)に、それぞれの地域で文化財の保存と活用に携わる卒業生の先輩方をお招きする「読書会」を実施しました。今年度は「まちづくりと文化財の活用」という共通テーマを立て、各報告のもと、卒業生・在学生・教員が議論を交わしました。世代を超えて両研究室のつながりをつくり、相互に知見を広げ、学び合う場となっています。
・菊池吉修:
「文化財を活かした地域づくり~静岡県での取組~」
・恩田知美:
「国史跡船来山古墳群を活かしたまちづくり~小さな本巣市だからできること~」
・山本邦一:
「基礎自治体の文化財行政職員に求められること~掛川市の事例~」
来たる11月4日(土)・5日(日)に静岡大学でキャンパスフェスタが開催されます。
日本史分野と考古学分野でも、それぞれの研究室で「古文書展」と「考古展」を開きます。
大学生たちによる共同研究の成果をお楽しみください。
古文書展「安倍郡大原村における土地争論」
考古展「静岡県賀茂郡松崎町に残されている古道について」
なお、大学祭・キャンパスフェスタの期間中は、一般車両による入構が制限されます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。