2010年度
大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻歴史文化論
阿爾寨石窟の考古学的研究
カエサルとガリア遠征
東日本における古代火葬墓の導入と展開
―静岡県東部・伊豆地域の石櫃を伴う火葬墓―
後期・終末期古墳副葬鏃からみた武器の生産と流通
―信濃・甲斐・上野の事例分析―
宋代華北地域の鎮について―中原地方を中心に―
人文学部社会学科歴史文化コース
日本歴史文化分野
東条内閣と日米開戦 ―決定責任と避戦可能性―
江戸幕府老中制の成立とその意義
幕末の幕府の対外政策 ―川路聖謨を中心に―
伊賀惣国一揆の形成と解体
深川猟師町の成立と変容
自由民権運動における静岡事件の位置と評価
幕末・維新期の国際社会参入の背景と評価
豊臣政権における大名編成の実態―武家官位制的身分秩序を中心に―
江戸時代における対外関係 ―「鎖国」の再検討を中心に―
徳川家康の覇権確立政策
世界比較文明史分野
10世紀のスペイン北部の贈与について
司馬懿の台頭と歴史的意義
アテナイの国葬制度と民主政
唐代府兵制の研究
ヘレネス・アイデンティティとオリンピア
(西洋史学コース過年度学生のものを含む)
世界近現代史分野
近世イングランド社会における変化と安定性―都市ロンドンを中心に―
タイ・サンガの変容と国家の宗教的・政治的統合(1902-1962)
コロンブスの航海における世俗的動機と宗教的動機
フランス・ルネサンス王政期の都市空間と宗教戦争
考古学分野
駿河・遠江の環状鏡板付轡
関東地方における弥生農耕社会の形成―荒川扇状地周辺の分析を中心に―
2011年度
大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻歴史文化論
ベトナム文化における中国文化の受容と変容
―儒教の五常(仁・義・礼・智・信)を中心に―
アイルランド独立・自治運動の変遷―1858~1922年―
近世の対外政策と漂流民送還体制
―文化十二年(一八一五)伊豆国下田湊漂着唐船永茂の事例を中心に―
九・十世紀の王権と摂関制の成立
近世における都市駿府の様相―城郭普請と町構造の分析を中心に―
戦国期における広域交通と権力―東海地方を中心に―
東海地域における農耕の形成と展開
―静岡・清水平野における弥生時代種実圧痕土器分析を中心に―
人文学部社会学科歴史文化コース
日本歴史文化分野
明治期におけるアイヌ同化政策
十世紀後半における皇位継承と摂関政治
「近衛声明」をめぐる国内的動向―政党と議会を中心として―
近世初期の日朝外交における対馬宗家の役割
今川義元の領国支配と外交政策―河東一乱を中心に―
江戸城下町の形成と拡大―町人地と武家地を中心に―
藤原不比等の施策と王権
世界比較文明史分野
古典期アテナイにおける市民女性―姦通法をもとに―
後漢末における宦官の意義
アクエンアテンと宗教改革―第18王朝の王権観を中心に―
世界近現代史分野
「満洲国」における国民形成
ナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅政策の展開―1939年9月から1942年1月までを中心に―
ピューリタン革命期におけるジェントルマンの支配体制
入関前清朝とモンゴル
近世スペインの中央集権と地方特権
考古学分野
東海東部地域における縄文時代後・晩期の生業について―「骨角製刺突具類」の分析を中心に―
古代における農具鉄器化の過程―東海東部(静岡県)の事例から―
古墳時代導水祭祀の性格―囲形埴輪と導水施設の分析を中心に―
2012年度
大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻歴史文化論
近代日本知識人におけるナショナリズムの形成と展開
―徳富蘇峰の国民国家観をめぐって―
ペリー来航前後における対外・海防政策の連続性と開明性
―江川坦庵と川路聖謨を中心として―
織豊期武家官位制にみる公武関係
人文学部社会学科歴史文化コース
日本歴史文化分野
近世東海道交通と三島宿
藤原道長政権における王権と天皇・母后・公卿の政治的動向
幕末期における朝幕関係の変遷―嘉永~安政年間を中心に―
日露開戦過程における新開報道―『萬朝報』『静岡民友新聞』の比較から―
幕末期における長州藩の政治動向―元治の内乱を中心に―
1930年代における日本陸軍の政治的影響力
おかげ参りとええじゃないかの特質と評価
前期倭寇の実態と自麗・日朝間における通交の展開
初期時衆教団の成立と変容
水野忠邦による浜松藩の軍制改革
紫式部と摂関政治
中近世移行期毛利氏の権力構造
足利義政の政治姿勢と応仁の乱
世界比較文明史分野
ローマ帝国におけるキリスト教迫害の様相と原因
共和政ローマにおける市民の政治的役割
前漢における塩鉄専売制の動向
紀元前3000年紀メソポタミアにおける聖婚儀礼
世界近現代史分野
フランス革命における民衆の考察
18-19世紀の東インド貿易とイギリス本国への影響
近世スペインにおける異端審問と「異教徒」
植民地期朝鮮における朝鮮人慰安婦の徴集とその背景
近世ヴェネツィアにおける書記局官僚層の実態
考古学分野
西遠江地域出土の銅鐸について
―伊勢湾・三河湾周辺出土の銅鐸との比較から―
近江地域における弥生土器の変遷
―近江南東部地域における受口状口縁甕を中心に―
2013年度
大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻歴史文化論
中世後期スペインにおける統治契約主義とカタルーニャ内戦
選挙粛清運動期における選挙啓発と選挙民の動向―岐阜第二区を中心として―
人文社会科学部社会学科歴史学コース
日本歴史文化分野
『源平闘諍録』における人物造型―源頼朝と北条時政・義時を中心に―
1910年代静岡県議会における地方利益と党派対立
近世東海地域における飯盛女と宿場
初期院政と『源氏物語絵巻』の歴史的意義
近世三井家における家事奉公人の実態について
大内氏の先祖観と日朝関係
世界史分野
中世におけるシトー会修道院の労働観と経済活動
イングランド宗教改革における教会と民衆
―カトリックの残存とプロテスタント化の遅れ―
明代成化期における内閣の性格―閣臣間の関係を中心として―
※世界比較文明史分野と世界近現代史分野は統合され、世界史分野となりました。
考古学分野
縄文時代中期における神津島産黒曜石の流通
古墳出現期の駿河の様相
―沼津市高尾山古墳出土遺物の検討とその位置づけから―
2014年度
大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻歴史文化論
3世紀後半から4世紀前半におけるローマ帝国と都市のキリスト教の関わり について
戦国期の地方大名と公家社会―能登畠山氏を事例として
弥生時代の木製農具について
―東海地方東部における弥生時代中期~後 期の鍬形木製品を中心に―
人文社会科学部社会学科歴史学コース
日本史分野
北越戦争と河井継之助像の形成
天保―安政期の幕府海防政策と韮山代官江川氏
明治期静岡県における牛肉食の普及と供給
近代日本における報徳思想の地域的展開と影響
江戸時代中期における災害と地域社会―広島藩領の熊野村を事例に―
大化前後における王権と地方支配―遠江・駿河を中心に―
関ヶ原合戦と徳川氏の権力掌握過程
信長の対朝廷政策―合戦以外の拡大戦略―
※日本歴史文化分野は日本史分野に名称変更しました。
世界史分野
1930年代後半~40年代の朝鮮社会と「内鮮一体」論
駐蔵大臣派遣当初における清朝・チベット関係 ―雍正帝期を中心に―
魔女狩りとジェイムズ6世の『悪魔学』
中世ドイツにおけるミニステリアーレンの発展
洋務運動期における輸船招商局の経営と実態
―官・商・洋の関係から(1873-1894)―
1920~30年代の上海における青幇の動向と変容―杜月笙を中心に―
ジャンヌ・ダルクと中世英仏関係史
考古学分野
出雲型子持壺の出土状態からみた古墳時代の葬送儀礼―山陰地方古墳時代後期を中心に―
中世山城の年代に関する考古学的検討―遺物と防御遺構の関係から―
装飾付須恵器からみた東海地方における須恵器生産の様相
弥生時代中期における青銅器模倣品の展開―東日本の銅戈・銅鐸の模倣品を中心に―
箱根・愛鷹山麓における後期旧石器時代前半期(BBⅢ層期)の陥穴の配置
淡輪系円筒埴輪の生産と展開―遠江地域を中心に―
古代遠江地域における郡衙の様相について